イングリッシュプレミアリーグの順位決定方法やCL・EL出場条件、選手登録に関するルールを紹介!
今回は、イングランドプレミアリーグの順位決定方法やCL・EL出場条件等を色々な例を混ぜながらあまり詳しくない方にも分かりやすいように解説していますので是非ご覧ください。
※2020年3月段階での記事なので、最新とは異なる場合があります。予めご了承ください。
プレミアリーグ順位決定方法
リーグ戦は勝点勝負!
プレミアリーグは、勝点の多さで順位を決めており、勝利=3Pt、引き分け=1Pt、敗北=0Ptの加点方式となっています。
例をあげると18/19シーズンに優勝したマンチェスター・Cは、勝利数が32、引き分けが2、敗北数が4となっているので32×3=96、2×1=2、4×0=0となり、これらの数を足すと98となり、勝点が98Ptあるということになります。
勝点がならんだら?
先程書いたとおり、リーグ戦は勝点で争うのですが、まれに勝点が並んでしまう場合があります。
そんな時は、得失点差の多さで順位を決めます。
得失点差とは、チームがシーズンを通して決めたゴールの数(得点数)と決められたゴールの数(失点数)を引き算し、出た数が得失点差となります。
例をあげると、チームが1シーズンに50得点を挙げて25失点したとしたら50-25=25となり、そのチームは得失点差が25となります。
CL・EL出場条件&2部降格
CL(チャンピオンズリーグ)出場条件
世界最高峰の戦いであるUEFAチャンピオンズリーグの出場権を得られるのは、プレミアリーグで1位~4位に入った4チームのみで、この4枠はラ・リーガ(スペイン)、セリエA(イタリア)、ブンデスリーガ(ドイツ)と同じで、欧州最多の枠数となっています。
※プレミアリーグで1位~4位に入れなくても、そのシーズンのヨーロッパリーグで優勝すれば、CL出場権が獲得できます。
EL(ヨーロッパリーグ)出場条件
次はヨーロッパリーグについて説明します。
ヨーロッパリーグの出場権を得られるチームの枠について、プレミアリーグは3つ与えられています。
これは、プレミアリーグの順位で5位になったチームと、FAカップの優勝チーム、そしてカラバオカップの優勝チームの3チームが参加できることになっています。(カラバオカップの優勝チームは、ELの予選2回戦から出場)
※上位5チームの中からFAカップやカラバオカップの覇者が出た場合は、プレミアリーグの6位のチームにELの出場権が与えられ、6位のチームが既にELの出場権を得ていた場合は、7位に与えられるなど、どんどん順位を繰り下げていき、決めていきます。
2部降格
2部降格について、プレミアリーグは毎シーズン3チームが降格することが決定しており、下位の3チーム(18位、19位、20位)が2部(チャンピオンシップ)の上位3チームと入れ替わる仕組みとなっています。
※正確にいえば、2部の上位3チームではなく、2部の上位2チームと3位~6位で行われるプレーオフの勝者1チームが来シーズンのプレミアリーグに昇格します。
プレミアリーグの選手登録に関するルール
イングランドプレミアリーグの選手登録に関するルールの概要を⑧つ説明します。
①選手登録の上限は25人まで。 |
②25人のうち8人は自国育成選手を含めること。(自国育成に当たらない外国人選手は17人まで) |
③自国育成選手は、21歳までの誕生日までに最低3シーズン、あるいは36ゕ月間イングランド、もしくはウェールズのクラブに在籍した選手。国籍や登録時の年齢は問わない。 |
④21歳以下の選手は25人枠に含まれない。 |
⑤登録期限は移籍期限の24時間後。 |
⑥移籍市場が再開する1月1日まで変更は不可。(ただしGKに故障者が続出した場合などは特例が認められる)(レンタルで放出した選手の枠を他の選手で埋めることはできない) |
⑦冬の移籍市場が閉じた後、再登録。 |
⑧25人枠の適用はプレミアリーグのみ。 |
となっています。
最後に
以上で今回は、プレミアリーグの順位決定方法やCL・EL出場条件等を簡単に説明してみました。
最後に、現段階ではこういうルールになっていますが、これから色々と変わっていく可能性も充分にありえるので、日々新しい情報を取り入れるようにすることをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。