アーセナルは、チャンピオンズリーグのノックアウトステージへの自動進出の希望を水曜日に打ち砕かれました。それはインテル・ミラノに1-0で敗れたためです。
試合は前半のアディショナルタイムに決まったペナルティキックが決勝点となり、セリエAチャンピオンのインテルが勝利。この結果により、アーセナルはヨーロッパの舞台で今季初の敗北を喫しました。
上位8チームのみがチャンピオンズリーグの次のフェーズに自動進出できる中、アーセナルは12位に留まっており、苦戦。
とくに、兼ねてより課題とされていた得点力不足がさらに問題視されており、その問題を解決するためにクラブ上層部が動き出す可能性が高まっているとのこと。
「Give Me Sport」によれば、アーセナルは1月の移籍市場でスポルティングに所属するストライカー、ヴィクトル・ギェケレシュの獲得を検討しているようです。
同報道によると、ギェケレシュはスポルティングと2025年夏に6250万ポンド(約124億円)で移籍できるという合意を交わしているようですが、アーセナルは冬の移籍市場で、より高額な移籍金を提示することで彼の獲得を狙う可能性があるとのこと。
現在26歳のスウェーデン代表FWは、昨夏にチャンピオンシップのコヴェントリーからスポルティングに加わると、以来、ヨーロッパで最も得点力のある選手の1人として名を馳せています。
今シーズンは17試合で23ゴールを記録し、さらに先週のマンチェスター・シティ戦ではハットトリックを決めるなど、ビッグクラブ相手にも躍動しています。
スポルティングとギェケレシュは2028年まで契約を結んでおり、現在の契約解除金は1億ポンド(約198億円)といわれていますが、先述した通り、2025年夏には6250万ポンドまで引き下げられるとされています。
よって、アーセナルが冬に高額な移籍金を提示することは、両方のクラブにとってウィンウィンとなる可能性がありますが、果たしてどう決着するのでしょうか。