ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは、直近3試合で勝ち点を落とすなど、首位リヴァプールに対して7ポイント差、5つの順位差がついています。
怪我人等の影響もありますが、攻守共に昨季のような安定さは見られず、一部のファンは現在スポルティングで絶好調のヴィクトル・ギェケレシュの獲得を熱望しています。
|アーセナルの最近のリーグ戦結果|
| 対戦相手 | 結果 |
| ニューカッスル(A) | 1-0(敗北) |
| リヴァプール(H) | 2-2(引き分け) |
| ボーンマス(A) | 2-0(敗北) |
| サウサンプトン(H) | 3-1(勝利) |
| レスター・シティ(H)| 4-2(勝利) |
ギェケレシュは、先日行われたUEFAチャンピオンズリーグのマンチェスター・シティ戦でハットトリックを達成。3ゴールの内の2つはペナルティでの得点となりますが、最初の得点は中盤付近でボールを受け取ると、フィジカルとスピードで相手DFを寄せ付けることなくボールを運び、最後はループ気味の冷静なシュートでゴールを奪取しています。
昨シーズン50試合で43ゴール15アシストを記録して大注目を浴びたギェケレシュは、今季も衰えることなく、ここまで17試合で23ゴール4アシストを記録。その結果、アーセナルだけでなく多くのトップクラブが彼の動向に注目することとなっています。
そんな現在最も注目されているストライカーの1人であるギェケレシュですが、アーセナルが獲得するには、移籍金や5大リーグでの経験不足といった課題があります。
そんな中、地元の情報サイトである「Football Fancast」は、アーセナルにギェケレシュではなくインテルに所属するラウタロ・マルティネスの獲得を推薦しています。
アーセナルは今夏、ラウタロに対して獲得オファーを提示するという噂がありましたが、彼はその後にインテルと新契約を締結。しかし、正しい金額が提示されれば、移籍が実現する可能性はあるとのこと。
ラウタロ・マルティネスは2018年の夏からインテルでプレー。昨季はクラブ公式戦44試合に出場して27ゴール7アシストを記録。アルゼンチン代表としても6月に開催されたコパ・アメリカでは6試合5ゴールを叩き込んで2連覇に大きく貢献するなど活躍しており、個人成績でもセリエAとコパ・アメリカで得点王となり、先日発表されたバロンドールでは7位にランクインしています。
よって同報道は、より経験と大舞台での活躍が多いラウタロの獲得を推薦していますが、今後のアーセナルは動きはどうなるのでしょうか。