「TBR Football」によると、アーセナルはマンチェスター・シティが保有するジョアン・カンセロの獲得に興味を示しているようです。
現在29歳のポルトガル代表DFは、ベンフィカ、バレンシア、インテル、ユベントスといったクラブを渡り歩いたあと、2019年にマンチェスター・シティに加入。
同クラブではすぐに欠かせない存在へと成長しましたが、22/23シーズンから出場機会が減少すると、シーズン後半はバイエルン・ミュンヘンへとレンタル。
今季はバルセロナへとレンタルしており、ここまで32試合に出場して4ゴール4アシストを記録しています。
バルセロナはカンセロのパフォーマンスに満足しており、完全移籍での獲得を考えているようですが、買い取り価格は4000万ポンド(約76億円)となっているようで、財政難のクラブにとっては厳しい金額とのこと。
現在、より少ない移籍金での獲得を目指してシティと交渉しているようですが、もしも上手くまとまらなかった場合に限り、アーセナルはカンセロの獲得に動くつもりであるとのこと。
今季のアーセナルのサイドバックには、ベン・ホワイト、ユリエン・ティンバー、オレクサンドル・ジンチェンコ、冨安健洋といったメンバーがいますが、同ポジションの選手達たちの負傷離脱が多いため、もう1人サイドバックを加える必要があると感じているようです。
なお、ジョアン・カンセロがもしもアーセナルに加わった場合は、監督のミケル・アルテタをはじめ、ガブリエウ・ジェズスやオレクサンドル・ジンチェンコに続く4人目のマンチェスター・シティからの加入となります。