かつてアーセナルで活躍し、現在はチェルシーに所属するピエール=エメリク・オーバメヤンですが、チャンピオンズリーグのスカッドから外されたようです。
クラブは、2月16日にドイツのボルシア・ドルトムント(ベスト16・1stレグ)と対戦します。
Official. João Félix, Mykhaylo Mudryk and Enzo Fernández have been added to Chelsea Champions League squad 🚨🔵 #CFC
Pierre Emerick Aubameyang has been taken out of the squad. pic.twitter.com/lYmVp7AiY8
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) February 3, 2023
「Mirror」によると、今冬に大型補強を敢行したチェルシーは、その中の3選手をチャンピオンズリーグのメンバーに登録するため、既存の選手を1人外す必要があり、その中で不振にあえぐオーバメヤンが選ばれたとのこと。彼は今季17試合で3ゴールの成績でした。
スポーツジャーナリストのFabrizio Romano氏も、2月3日のTwitterでこう述べています。
|Fabrizio Romano|
オフィシャル. ジョアン・フェリックス、ミハイロ・ムドリク、エンソ・フェルナンデスがCLに出場可能。
オーバメヤンがスカッドから外された。
オーバメヤンは現在33歳の元ガボン代表ストライカーで、ACミランやモナコ、リールといったクラブを経験したあと、2013年にドイツのボルシア・ドルトムントに加入。
同クラブでは、公式戦213試合で141ゴールと凄まじい活躍をみせ、2018年に6375万ユーロ(約90億円)という移籍金でアーセナルへと加入すると、ガナーズでも公式戦163試合で92得点と素晴らしい成績を披露し、キャプテンも任されていましたが、規律違反によりチームから除外されると、半ば強引な形でバルセロナへと移籍(2022年)。
当初は、再び活躍するのは難しいだろうという意見もあった彼ですが、バルサでも持ち前の得点力を発揮し、公式戦24試合で13ゴールをマーク。
その活躍により、当時チェルシーの監督だったトーマス・トゥヘルの希望で、わずか半年という期間でプレミアリーグの舞台へと戻ってきていましたが、加入直後にトゥヘルが解任される事態が起き、それ以降は出場時間が減少していました。
そんな中でのこの問題。当の本人は非常にショックを受けているようで、チームにとても失望しているとのこと。また、プレミアリーグのフラム戦でもメンバー外となったので、彼の夏の移籍は既定路線でしょう。