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【赤い悪魔の背番号】マン・ユナイテッド7番の歴史【1993~2020】

マン・ユナイテッド7番の歴史【1993~2020】

20/21シーズンから7番を着用することになったエディソン・カバーニ。

 

19/20シーズンに空き番号となっていたナンバー7は、デッドラインデイに契約を交わしたウルグアイ代表FWに与えられました。

皆さんご存知の通り、この背番号は非常に伝統のある素晴らしいものとして有名な一方で、クリスティアーノ・ロナウド退団以降は散々な結果に終わるなど、非常にプレッシャーがかかる背番号としても有名です。

そこで今回は、マン・ユナイテッドの背番号7の歴史を振り返りたいと思います。

目次

エリック・カントナ(93/94-96/97)

4度のリーグ優勝に貢献するなど、マンチェスターユナイテッドの復活に貢献した中心選手。

ユナイテッドの選手として計179試合に出場し、81得点61アシストを記録するなど素晴らしいパフォーマンスを披露しています。

 

デイビッド・ベッカム(97/98-02/03)

カントナが現役引退をしたことで、これまで着用していた10番から7番に変更。

そのままレアル・マドリーへと移籍する2003年まで7番を背負い、ユナイテッドの選手として388試合出場して85得点101アシストを記録しています。

クリスティアーノ・ロナウド(03/04-08/09)

03/04シーズンにスポルティングから加入したロナウドは、ベッカムの移籍で空き番号となっていた7番を着用。

ファーガソン監督が、「(指導した中で)最も才能に恵まれていた選手」と語ったといわれるロナウドは、初年度から暴れまわり、在籍した6シーズンで292試合出場118得点69アシストの活躍をしています。

 

マイケル・オーウェン(09/10-11/12)

所属した3シーズンで52試合17得点3アシストを記録。

決して悪くない数字ではありますが、彼が過去に残した成績とこれまでのクラブの7番が残した期待感から落胆した人も多く、ここから7番を背負う選手に良くない印象が流れ始めます。

 

アントニオ・バレンシア(12/13-13/14)

10シーズン所属したマンチェスターユナイテッドでは、09/10シーズンにPFA年間ベストイレブンにも選ばれるなど、素晴らしい成績を残し、12/13シーズンから空き番号となった7番を着用。

しかし、7番からの重圧なのかわずか1シーズンで元の25番に戻しています。

 

アンヘル・ディ・マリア(14/15)

14/15シーズンにレアル・マドリードで活躍していたアルゼンチン代表のアンヘル・ディ・マリアを当時のプレミアリーグ史上最高額で獲得。

かなり期待されていたものの3ゴールに終わり、わずか1シーズンでパリ・サンジェルマンに移籍しています。

 

メンフィス・デパイ(15/16-16/17)

15/16シーズンからは、PSVから獲得したオランダ代表のデパイが着用しています。

移籍当初はトリッキーなプレーで観客を沸かせていたものの、結局公式戦53試合で7得点と活躍できずにすぐにリヨンに移籍しています。

 

アレクシス・サンチェス(17/18-18/19)

17/18シーズンからはアレクシス・サンチェスが着用しています。

これまでの選手とは違い、すでにアーセナルで大きな成功を収めていた彼の期待感は高かったのですが、そんな彼でも7番の呪いを解くことができず、すぐにインテルへと移籍しています。

 

エディソン・カバーニ(20/21~)

そして今シーズンから7番を背負うことになったエディソン・カバーニ。

彼は現在33歳ですが、昨シーズンまで所属したパリ・サンジェルマンでは301試合出場で200得点を決めるなど、貴重な戦力になるはず。

 

そんな彼もまた、7番の呪いにかかるのか、それとも素晴らしいプレイでロナウドの移籍後から続く悪いイメージを払拭するのか是非注目したいと思います。

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