アーセナルが、RBライプツィヒに所属するノルウェー代表FWアントニオ・ヌサの獲得に向けて、本格的に動き出しているようです。
現在21歳のヌサは、今シーズンのブンデスリーガで好調なパフォーマンスを披露。ここまでリーグ戦7試合で3ゴール5アシストを記録しており、公式戦全体では12試合で4ゴール6アシストをマークしています。
昨シーズンは公式戦35試合で5ゴール4アシストだったことから、今シーズンはすでにアシスト数で前年の記録を上回っており、キャリア最高の得点数を更新する可能性も十分にあります。
こうした活躍を受け、プレミアリーグのクラブから関心が高まっているようです。
イタリアメディア『Tuttomercatoweb』によると、アーセナルはヌサの獲得に強い関心を示しており、攻撃陣を強化するための具体的なターゲットとして位置付けているとのことです。
また、クラブ側はヌサをロンドンへ迎え入れることに自信を持っているとも報じられています。
ただし、移籍交渉はまだ初期段階にあり、両クラブの間には移籍金を巡って大きな隔たりがあるようです。
移籍情報サイト『Transfermarkt』では、ヌサの市場価値は4500万ユーロと評価されていますが、ライプツィヒはそれを大幅に上回る7000万ユーロを要求しているとされています。
ライプツィヒは2024年夏、クラブ・ブルッヘから2100万ユーロでヌサを獲得しました。現在のところ、要求額を引き下げる意思は示していないようです。
一方、アーセナルはここ数週間でヌサについて問い合わせを行っており、移籍金を5500万ユーロ未満に抑えたいと考えているとのことです。
そのため、両クラブの希望額には少なくとも1500万ユーロ以上の差がある状況です。
それでも、獲得に向けた動きは勢いを増していると伝えられており、アーセナルが今後提示額を引き上げるかどうかが注目されています。
アーセナルがヌサの獲得を目指す背景には、左ウイングの選手層に関する問題があります。
今夏に加入したクリストス・ツォリスは、現在のミケル・アルテタ監督のチームにおいて唯一の本職の左ウイングとされていますが、負傷によって離脱しています。
そのため、ここ数週間はエベレチ・エゼやノニ・マドゥエケが同ポジションで起用されており、左サイドの補強を求める声が高まっているようです。
こうした状況から、アーセナルはヌサを有力な補強候補として検討しているとみられています。
また、移籍実現に向けて重要な役割を果たす可能性があるのが、同じノルウェー代表のマルティン・ウーデゴールです。
ウーデゴールはノルウェー代表でヌサのキャプテンを務めており、アーセナルへの移籍を説得するうえで力になれるかもしれません。
もっとも、現時点で最大の障害となっているのは選手本人の意思ではなく、ライプツィヒが設定する高額な移籍金です。
アーセナルが要求額の引き下げに成功し、21歳の有望なアタッカーを獲得できるのか、今後の交渉の行方に注目が集まります。
(Sport Witness)