アーセナルが獲得に関心を寄せているユヴェントスのトルコ代表FWケナン・ユルディズについて、バイエルン・ミュンヘンが争奪戦に加わらない可能性が高まっているようです。
『TEAMtalk』によると、アーセナルは今夏の移籍市場で攻撃陣の大型補強を目指し、モーガン・ロジャーズ、ケナン・ユルディズ、ヴィニシウス・ジュニオールらの獲得を検討していました。
また、センターフォワードではフリアン・アルバレスの獲得も模索していましたが、アルゼンチン代表FWがバルセロナ移籍への希望を持ち続けたため、交渉は実現しませんでした。
左ウイングの候補だったロジャーズはチェルシーへ移籍し、ヴィニシウスもレアル・マドリードとの契約を更新しています。そのため、アーセナルは2027年の移籍市場でユルディズの獲得に再び動く可能性があると報じられています。
『TEAMtalk』のグレアム・ベイリー記者は、以前からアーセナルが21歳のトルコ代表FWに強い関心を示していると伝えていました。
さらに、イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏も、ユルディズが来年の移籍市場で注目を集める存在になると予想しています。
同氏によると、今夏にはアーセナルやトッテナムなどから1億ユーロ以上に相当する規模のオファーや問い合わせが届いていたものの、ユヴェントスは売却を検討しなかったとのことです。
ただし、今後ユヴェントスが放出に応じる場合でも、移籍金は1億2000万ユーロを大幅に上回り、最大で1億5000万ユーロに達する可能性があるとされています。
一方、ドイツ紙『BILD』のクリスティアン・ファルク記者によると、バイエルンがユルディズの獲得に本格的に動く可能性は低いようです。
ユルディズは2012年から2022年までの約10年間、バイエルンの下部組織に所属していました。しかし、2022年にフリーでユヴェントスへ移籍しています。
ファルク記者は、バイエルンが将来有望な逸材を無償で手放したことに後悔を抱いているとしながらも、巨額の移籍金を支払ってまで呼び戻す考えはないと説明しています。
また、ユルディズの代理人とバイエルンの関係は良好であり、復帰の可能性が話題になることはあるものの、現時点で移籍に向けた動きが活発化しているわけではないと指摘しました。
さらに、レアル・マドリードなどのクラブが高額な移籍金を提示する場合、バイエルンは争奪戦から手を引くとの見方を示しています。
バイエルンが獲得競争に参加しなければ、アーセナルにとってはライバルが一つ減ることになります。
もっとも、ユヴェントスが要求するとされる最大1億5000万ユーロという移籍金は非常に高額です。
アーセナルが実際に獲得へ踏み切るかどうかは、今後の補強方針や交渉条件に左右されることになりそうです。
(Team Talk)