ACミランがアーセナルに所属するヴィクトル・ギェケレシュに関心を示していると報じられていますが、1月の移籍実現には大きな障害があるようです。
ギェケレシュは今季、アーセナルで十分な出場機会を確保できていません。プレミアリーグでの出場はここまで2試合にとどまり、カイ・ハヴァーツがセンターフォワードの第一選択となっています。
その状況を受け、ミランが冬の移籍市場に向けてギェケレシュの獲得を検討し、初期段階の接触が行われたとも伝えられていました。
しかし、イタリア側では移籍実現に懐疑的な見方も出ています。
ミランの移籍事情に詳しいジャーナリストのカルロ・ペレガッティは、自身のYouTubeチャンネルでギェケレシュについて言及。
「アーセナルが彼をレンタルで渡してくれるとは思わない」との見方を示しています。
完全移籍で獲得する場合には、7000万〜7500万ユーロ程度の投資が必要になる可能性があり、ミランにとって現実的ではないと考えているようです。
そのため、より実現可能性の高い候補として、レアル・マドリードに所属するエンドリッキをレンタルで獲得する案を挙げています。
アーセナル側も現時点では、28歳のギェケレシュを手放す必要に迫られていません。
出場機会が減っているとはいえ、選手本人が移籍を強く要求しない限り、クラブがレンタル移籍を認める可能性は低いとSport Witnessは見ています。
さらに状況を変える可能性があるのが、ハヴァーツの負傷です。
ハヴァーツはドイツ代表での活動中に負傷しており、離脱期間次第ではギェケレシュに今後数週間で出場機会が増える可能性があります。
ここで結果を残せれば、アーセナルでの立場が再び変化することも考えられます。
ミラン側にとっても、ギェケレシュ獲得のために7000万ユーロを超える大金を投じる必要性は高くないとみられています。
すでにゴンサロ・ラモスを高額な移籍金で獲得していることもあり、新たなストライカー補強を行うのであれば、完全移籍よりもレンタル可能な選手を優先する可能性があります。
現時点ではミランから関心が寄せられているものの、ギェケレシュの1月移籍が具体化している段階とは言いにくい状況です。
ハヴァーツの負傷をきっかけに出場機会をつかめるかどうかが、ギェケレシュの今後の去就にも大きく影響することになりそうです。
(Sport Witness)