アーセナルは2026-27シーズンを最高の形でスタートしました。
マンチェスター・シティ、コヴェントリー・シティを相手に開幕から2連勝を飾り、2試合合計6得点無失点。今夏は前線補強の必要性が議論されてきましたが、現時点では攻撃陣がその不安を払拭する活躍を見せています。
その中心にいるのがブカヨ・サカです。
夏のワールドカップではアキレス腱の問題に苦しみ、イングランド代表でも先発は3試合にとどまりました。しかし3週間の休養を経て復調し、コヴェントリー戦ではゴールを記録しました。
同試合でサカは68分間プレーし、キーパス2本、シュート3本、プログレッシブキャリー5回を記録。ベン・ホワイト、マルティン・ウーデゴールとの右サイドの連係も再び機能し始めています。
一方、左サイドでは新加入のクリストス・ツォリスが好スタートを切っており、サカのゴールもアシストしました。
左右に強力なウインガーを配置できる形が整いつつありますが、移籍市場閉幕前にもう一人アタッカーを加える可能性も残されています。
今夏のアーセナルはヴィニシウス・ジュニオール、モーガン・ロジャーズ、ブラッドリー・バルコラらを狙ったとされています。
しかしヴィニシウスはレアル・マドリード残留を選択し、ロジャーズはチェルシーへ移籍。バルコラもリヴァプール加入に近づいていると伝えられています。
そこで新たな候補に浮上しているのが、パリ・サンジェルマンの18歳、イブラヒム・エンバイェです。
報道によれば、アーセナルはエンバイェ、イリマン・エンディアイ、ニコ・ウィリアムズら複数のウインガーについて初期交渉を行ったとされています。
エンバイェはすでにフランスで高い評価を受けており、「次のキリアン・エムバペ」と紹介されたこともあります。
最大の武器はスピードとアジリティで、若くしてPSGのトップチームで42試合に出場し、4得点4アシストを記録しています。
特に注目すべきなのがボールを前へ運ぶ能力です。昨季は90分あたり5.42回のプログレッシブキャリーを記録し、欧州5大リーグのウインガーで上位4%に入ったとされています。
これは若き日のサカを思わせる特徴でもあります。
サカも10代からトップチームで経験を積み、現在ではアーセナルを代表する選手へ成長しました。エンバイェも現時点では完成されたスターではありませんが、将来的に欧州トップクラスのアタッカーへ成長する可能性を秘めています。
ガブリエウ・マルティネッリの退団もあり、アーセナルにとって若手ウインガーの確保は将来を見据えた重要な補強になりそうです。
即戦力を求めるだけでなく、“次のサカ”になり得る才能を早い段階で獲得できるか。移籍市場最終盤の動きに注目が集まります。
(Football Fancast)