アーセナルは移籍市場の最終盤で、アトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレス獲得に向けた動きを続けているとのこと。実現すれば、2023年に加入したデクラン・ライス以来となる大型補強になる可能性があります。
昨季のアーセナルはプレミアリーグを制し、チャンピオンズリーグでも決勝まで進出しました。その中心を担ったのがライスです。
2025-26シーズンはフィールドプレーヤーではチーム最多となる4456分に出場し、9アシストも記録。セットプレーのキッカーとしても存在感を示しました。
ただ、シーズンを通して酷使された影響は大きく、夏のワールドカップでは背中やハムストリング周辺に神経性の痛みを抱えていたとされています。
今夏にはニューカッスルからブルーノ・ギマランイスが加入したため、今季はライスやマルティン・スビメンディの出場時間をより適切に管理できそうです。
一方、クラブが残りの移籍期間で重点を置いているのが攻撃陣の強化です。ヴィニシウス・ジュニオールやモーガン・ロジャーズの獲得は実現しませんでしたが、現在の最重要ターゲットとして名前が挙がっているのがアルバレスです。
記事によれば、スペインからの報道ではアーセナルとアトレティコの間ですでに移籍合意に達したとも伝えられています。
しかし最大の障害はアルバレス本人の意向です。本人はバルセロナ移籍を希望しており、先週末にアーセナル関係者と直接話した際にも、現時点ではバルセロナ以外のクラブを断っているとされています。
それでも、アーセナルにとってアルバレスは理想的な補強候補です。
昨季の欧州5大リーグでは、オープンプレーからの決定機創出数でストライカーの上位6%に入ったとされ、得点力だけでなく周囲を生かす能力も高く評価されています。
現在はカイ・ハヴァーツが開幕2試合で2得点を記録し、ヴィクトル・ギェケレシュも昨季21得点を挙げました。
しかし記事では、チャンピオンズリーグ制覇を目指すチームにとって、アルバレスこそが攻撃陣を次のレベルへ引き上げられる存在だと評価されています。
ハヴァーツのように連係プレーへ参加しながら、ギェケレシュのような得点力も備える。さらに複数ポジションをこなせる万能性もあります。
ライスが中盤を大きく変えたように、アルバレスが加入すれば攻撃陣に同様の変化をもたらす可能性があります。
残る問題は、バルセロナ移籍を望むアルバレスをアーセナルが説得できるかどうかです。移籍市場の締切まで続くこの交渉は、クラブの今夏最大の焦点になりそうです。
(Football Fancast)