アーセナルが、ガブリエウ・マルティネッリの売却に向けて希望額を設定したと報じられています。
今夏、アーセナルは左ウイングの強化としてクリストス・ツォリスを獲得しました。レアンドロ・トロサールがベシクタシュへ移籍したことで、その後継者として加入した形ですが、クラブはさらに大物左ウイングの補強を計画しているとされています。
その影響を受ける可能性があるのがマルティネッリです。
報道によると、トルコ王者ガラタサライは25歳のブラジル代表アタッカーに対し、3840万ポンドの正式オファーを提示。
しかしアーセナル側はこれを受け入れず、5130万ポンドを要求しているとされています。
これらを日本円にすると、ガラタサライの提示額が約83億円、アーセナルの要求額は約110億円となります。
ガラタサライは、ヴィクター・オシムヘンの移籍にも関わった代理人ジョージ・ガルディにアーセナルとの交渉を任せたと伝えられており、今後さらに条件を引き上げたオファーを提示する可能性もあります。
マルティネッリは2025-26シーズン、公式戦で18得点関与を記録しました。しかしプレミアリーグでは得点とアシストを合わせて5にとどまり、リーグ戦ではトロサールの後塵を拝する場面も増えていました。
さらに今夏加入したツォリスはプレシーズンで好調です。1得点2アシストに加え、PKも獲得するなど存在感を発揮しており、新シーズンで先発の座をつかむ可能性も高まっています。
こうした状況から、マルティネッリが残留した場合でも出場機会が保証されるとは限りません。
一方で、アーセナルが5130万ポンドという価格を設定することには一定の理由があります。
今夏、クリセンシオ・サマーフィルがウェストハムからアル・ヒラルへ5500万ポンド+追加500万ポンドで移籍しました。昨季の得点関与は12だったことを考えれば、プレミアリーグで長年実績を積んできたマルティネッリを5000万ポンド以上と評価するのは不自然ではありません。
ただし、契約は2027年6月までで、クラブ側にはさらに1年間延長できるオプションがあるとされています。契約期間を考えれば、今夏は高額な移籍金を確保できる重要なタイミングでもあります。
ガラタサライはACミランのラファエル・レオン獲得交渉が進展していないことから、マルティネッリを左ウイングの最優先候補に据えたとも報じられています。
アーセナルが約110億円という要求額を維持するのか、それとも条件次第で歩み寄るのか。今夏の移籍市場終盤に向けて、マルティネッリの去就が大きな注目を集めそうです。
(Arsenal News)