アーセナルにとって、モーガン・ロジャーズの獲得失敗は今夏の移籍市場における大きな痛手となりました。
主力候補として注目されていたロジャーズは、最終的にアーセナルではなくチェルシーへの移籍を選択しました。
移籍金は1億1700万ポンドに達したとされ、この額はイングランド人史上最高額です。
アーセナルが同額を支払う可能性は低かったとみられますが、前線の強化が必要な状況に変わりはありません。
ここで「Football Fancast」は、ロジャーズに代わる補強候補5人を紹介しています。
1人目は、パリ・サンジェルマンのブラッドリー・バルコラ。
ロジャーズが攻撃的ミッドフィルダーとウイングを兼任できるタイプである一方、バルコラはより純粋なウイングです。縦への突破力に優れ、ドリブルやボール運びの数字でも欧州トップクラスの成績を残しています。
2024-25シーズンには公式戦で21得点21アシストを記録。スピードだけでなく、得点やアシストという結果も期待できる点が魅力です。左サイドの突破力を高めたいアーセナルにとって、非常に適した候補といえるでしょう。
2人目は、RBライプツィヒのヤン・ディオマンデ。
19歳ながら、2025-26シーズンには13得点10アシストを記録しました。1試合平均のドリブル成功数では、欧州のウイングの中でも上位1%に入るとされています。
推定移籍金は約1億100万ポンドと高額ですが、将来性は抜群です。リヴァプールも関心を示すなか、アーセナルは代理人と移籍条件について話し合ったと報じられています。
3人目は、ボーンマスのエリ・ジュニオール・クルピ。
20歳のクルピは、プレミアリーグ初挑戦のシーズンで13得点を記録。ストライカーだけでなく、ウイングやトップ下でもプレーできる万能型です。
得点力の高さはすでに評価されており、ダニエル・スタリッジからも優れたフィニッシャーと称賛されています。ただし、トッテナムも獲得を狙っており、ボーンマスも売却には消極的とされています。
4人目は、マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォード。
高額な移籍金が続く市場において、ラッシュフォードは比較的低コストで獲得できる可能性があります。2025-26シーズンにバルセロナへ期限付き移籍した際には、14得点14アシストを記録しました。
プレミアリーグでの経験も豊富で、複数の前線ポジションを担当できます。即戦力を求めるアーセナルにとって、現実的な選択肢になるかもしれません。
そして5人目が、ノッティンガム・フォレストのモーガン・ギブス=ホワイト。
トップ下を主戦場としながら、サイドでもプレーできるため、今回の候補ではロジャーズに最も近いタイプです。直近のシーズンには自己最高となる18得点7アシストを記録しました。
ただし、フォレストはすでにエリオット・アンダーソンを放出しており、さらに主力を手放す可能性は低いと考えられます。
ロジャーズを逃したアーセナルですが、代替候補には実力者がそろっています。
即戦力のバルコラやラッシュフォードを選ぶのか、それともディオマンデやクルピといった若手に将来を託すのか。今後の補強方針が注目されます。
(Football Fancast)