アーセナルは今夏、攻撃陣の大型補強に向けて次の段階へ進もうとしているようです。
プレミアリーグ連覇、そしてチャンピオンズリーグでさらに上を目指すため、ミケル・アルテタはチームに細かな上積みを加えたい考えだとされています。
現在のアーセナルは、世界でも屈指のチームの一つと見られるほどの完成度を誇ります。
それでも、パリ・サンジェルマンやバイエルン・ミュンヘンといった強豪が補強を進める中、現状維持だけでは十分ではありません。
アルテタのチームにはすでに高い選手層と質がありますが、今夏は退団の可能性がある選手もいます。
そのうえで、左ウイング、中盤、場合によってはストライカーの補強が必要になると見られています。
その中で、アーセナルが本格的に狙っているとされるのが、アストン・ヴィラのモーガン・ロジャーズです。
報道によれば、アーセナルは今後数週間以内にヴィラとの正式な交渉を開始する予定で、クラブ側には適正価格で取引をまとめたい強い意向があるようです。
個人条件については問題がないとされており、移籍金が最大の焦点になると見られています。
ヴィラは今夏、ロジャーズに8000万ポンドを求めていると報じられています。
ロジャーズは現在、イングランド代表としてワールドカップに参加しているため、大会期間中に移籍が完了する可能性は高くないかもしれません。
ただし、その間にクラブ間で合意に近づく可能性は残されています。
ヴィラにとって、ロジャーズの放出は簡単な判断ではありません。
チャンピオンズリーグ出場権を得たチームにとって、彼は中心選手の一人です。
一方で、ロジャーズ自身がタイトルを争えるレベルの選手へ成長しており、さらなる高みを求める可能性もあります。
アーセナルはその舞台を提供できるクラブです。
ジェイミー・レドナップから「世界最高の選手の一人」と評されたロジャーズですが、アーセナル加入となれば主に左サイドで起用される可能性があります。
マルティン・ウーデゴールに予想外の動きがない限り、中央のポジションは限られるためです。
また、ロジャーズは9番の位置でもプレーできます。
ただし、アーセナルにはカイ・ハヴァーツやヴィクトル・ギョケレスといった選択肢がすでにいるため、左ウイングとしての役割が最も現実的だと見られます。
かつてアーセナルを率いたウナイ・エメリも、ロジャーズを高く評価してきました。
エメリは以前、彼について「素晴らしい人物で、サッカーを愛し、クラブへの献身も非常に高い」と語っています。
さらに、ドレッシングルームでも前向きな影響を与える存在であり、エネルギーと技術を兼ね備えた選手だと称賛しました。
エメリは特に、ロジャーズの多才さを重要視しています。
トップ下、内側のポジション、外側のポジション、さらにはウイングとしてもプレーできる柔軟性は、現代サッカーで大きな武器になります。
アーセナルが本格的に動く場合、移籍金の交渉は簡単ではなさそうです。
それでも、個人条件に大きな障害がないとされる以上、クラブ間で妥協点を見つけられるかが鍵になります。
ロジャーズが加入すれば、アーセナルの攻撃陣にはさらなる推進力と創造性が加わります。
プレミアリーグ連覇と欧州制覇を狙うクラブにとって、今夏の最重要補強の一つになるかもしれません。
(Give Me Sport)