今夏のアーセナルにとって最大の課題は攻撃陣の底上げです。
チャンピオンズリーグ決勝では、PSGのウスマン・デンベレ、デジレ・ドゥエ、フヴィチャ・クヴァラツヘリアらと比較して、前線のクオリティ差が浮き彫りになったとも指摘されています。
ミケル・アルテタは、大舞台で試合を決める「一瞬の魔法」を生み出せる選手の必要性を強く感じているようです。
アーセナルは現在、複数の攻撃的ターゲットをリストアップしています。
PSGのブラッドリー・バルコラは本格的な関心が報じられており、フランス代表としてワールドカップ初戦でも得点しました。
また、アストン・ヴィラのモーガン・ロジャースが最優先ターゲットとされ、クラブ間交渉も進んでいるといいます。
クラブ・ブルージュのクリストス・ツォリスも、より安価な代替候補として名前が挙がっています。
その一方で、アーセナルは新たなストライカー獲得も検討しているとのこと。
ボーンマスのエリ・ジュニオール・クルピに加え、アルバレスも有力候補の一人です。
アルバレスを巡っては、バルセロナ行きを望んでいるとの見方がある一方、レアル・マドリードが1億3000万ポンド規模のオファーを出したものの、アトレティコに拒否されたとも報じられています。
アトレティコは同じマドリードのライバルに売却することを避けたい可能性があり、その点でアーセナルが状況を利用できるかもしれません。
さらに、アーセナルのアンドレア・ベルタは、かつてマンチェスター・シティからアルバレスをアトレティコへ連れてきた取引に深く関わっていた人物です。
このつながりは、交渉を進めるうえで有利に働く可能性があります。
記事では、アルバレスはバルコラ以上に重要な補強になり得ると評価されています。
アーセナルにはカイ・ハヴァーツとヴィクトル・ギェケレシュがいますが、両者は特徴が大きく異なります。
ハヴァーツは下がって味方を生かすプレーに優れ、ギェケレシュは裏への抜け出しや得点力を武器とします。
ただ、ギェケレシュは連係面やファーストタッチに課題があるとも指摘されています。
アルバレスはその両方の長所を併せ持つ存在です。
マンチェスター・シティ時代にはプレミアリーグでの経験を積み、得点力だけでなく味方を生かす能力も証明しました。
アトレティコ加入初年度の2024-25シーズンには公式戦29得点を記録し、昨季も20得点を挙げています。
左ウイング補強はアーセナルにとって重要ですが、真にワールドクラスのセンターフォワードを手にできるなら、アルバレスはチームを次の段階へ導く補強になるかもしれません。
正式な動きに発展するか、今後の交渉が注目されます。
(Football Fancast)