アーセナルが今夏、ニューカッスルのイタリア代表MFサンドロ・トナーリ獲得に向けて動いているようです。
報道によると、アーセナルは1月の移籍市場でもトナーリ獲得を試みたものの実現には至らず、ここ数日で再び関心を強め、ニューカッスル側に接触したとされています。
トナーリは2023年にACミランからニューカッスルへ加入して以降、チームの中心選手として存在感を高めてきました。
今季のニューカッスルは12位に終わる苦しいシーズンを過ごしましたが、トナーリ自身は公式戦53試合に出場し、3得点7アシストを記録。
プレミアリーグでも38試合中35試合に出場し、安定したパフォーマンスを見せました。
特に中盤での強度、球際の強さ、攻守両面での献身性は高く評価されています。
ブルーノ・ギマランイスと組む中盤はチーム全体のバランスを支える重要な要素となっており、ニューカッスルの成績が伸び悩む中でも、トナーリの評価はむしろ上昇している印象です。
アーセナルにとって、トナーリの獲得は非常に理にかなった補強と言えます。
すでに中盤には複数の選択肢がありますが、クリスティアン・ノアゴールの退団が広く予想されていることもあり、ミケル・アルテタはさらなる実力者を加えたい考えと見られています。
トナーリの魅力は守備面だけにとどまりません。
今季はパス成功率84.4%を記録し、ロングパス71本を成功。
さらに32回のチャンス創出にも関与しており、ボール保持を重視するアーセナルのスタイルにも適応できる資質を備えています。
総タッチ数は2,030回、そのうち相手ペナルティエリア内でのタッチも25回あり、ボックス・トゥ・ボックス型のMFとして幅広い役割をこなせる選手です。
守備面でもデュエル勝利107回、タックル35回、インターセプト31回、リカバリー147回、守備アクション合計257回という数字を残しています。
中盤で相手の攻撃を断ち切るだけでなく、奪った後に前進へつなげられる点は、アルテタが求めるMF像に近いと言えるでしょう。
ただし、移籍実現のハードルは低くありません。
ニューカッスルは主力選手の放出に対して強気な姿勢を取るクラブであり、昨夏のイサク売却後も交渉の難しさが指摘されています。
トナーリの市場価値は約6800万ポンドとされますが、アーセナルが本気で獲得を狙うなら、それを上回る大きなオファーが必要になるだろうとのこと。
プレミアリーグ王者としてさらなる強化を目指すアーセナルにとって、トナーリは中盤の質と厚みを同時に高められる存在です。
ニューカッスルが簡単に手放すとは考えにくいものの、今夏の注目案件のひとつになる可能性は十分にあります。
(Football Talk)