アーセナルは今夏の補強に向けて、ウェストハムのマテウス・フェルナンデス獲得に動き出しているようです。
ミケル・アルテタ監督はチームをさらに高いレベルへ引き上げるため、中盤に新たな創造性を加える選手を探しているとされています。
今季のアーセナルは大きな成長を見せ、欧州でも存在感を強めています。
ただ、攻撃面では以前ほどの流動性を欠く場面もありました。
ヴィクトル・ギェケレシュは得点を重ねていますが、前線全体の連係やサポートには改善の余地があります。
プレミアリーグでの得点数を見ると、ギェケレシュが34試合14得点でチームトップ。
エベレチ・エゼとブカヨ・サカがそれぞれ7得点、レアンドロ・トロサールが6得点、マルティン・スビメンディが5得点を記録しています。
得点者は一定数いるものの、チーム全体としてもう一段階クリエイティブな力を加えたいという狙いがあるようです。
特に中盤では、デクラン・ライスが高い評価を受けている一方、マルティン・ウーデゴールやスビメンディはシーズンを通して安定感を欠く時期もありました。
ウーデゴールはウェストハム戦で質の高さを示しましたが、スビメンディはアルテタ監督の中盤における絶対的な中心とは言い切れない状況です。
報道によると、アーセナルはフェルナンデスについて初期の問い合わせを行い、交渉の場を持ったとされています。
フェルナンデスの評価額は7000万ポンドとされ、チェルシー、リバプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドなども関心を示しているようです。
フェルナンデス本人はマンチェスター・ユナイテッド移籍を最優先に考えているとも伝えられています。
ただ、アーセナルが本格的に動けば、技術力と複数ポジションをこなせる戦術的柔軟性を評価するクラブとして、十分に魅力的な選択肢になる可能性があります。
フェルナンデスはまだ21歳ながら、ここ数カ月で大きく評価を高めています。
今季のプレミアリーグではドリブル成功率61%、1試合平均5.6回のデュエル勝利、2.9回のタックルを記録しており、攻守両面で存在感を発揮しています。
一方、スビメンディはボール保持の安定感こそありますが、今季は決定機創出が1回にとどまり、前進力という面では物足りなさも指摘されています。
アーセナルが中央でより多くのひらめきと推進力を求めるなら、フェルナンデスはその課題を解決できる候補になり得ます。
ライスが深い位置で強度と知性を発揮する一方、フェルナンデスがより高い位置でボールを運び、攻撃に変化を加える形は理想的です。
若さ、技術、フィジカル、守備貢献を兼ね備えたフェルナンデスは、アルテタ監督とアンドレア・ベルタにとって注目すべき補強ターゲットと言えそうです。
(Football Fancast)