アーセナルからハンブルガーSVへ期限付き移籍中のファビオ・ヴィエイラについて、今夏の完全移籍に向けた個人条件がすでに整っているようです。
ドイツ紙Bildによると、ハンブルガーSVはヴィエイラ本人との契約条件で合意済みとされており、あとはクラブ間交渉が焦点になっています。
もっとも、問題は移籍金です。
報道では、ハンブルガーSVはヴィエイラの契約に含まれている2000万ユーロの買い取りオプションを行使する考えはなく、それより大幅に低い「高めの1桁百万ユーロ」での獲得を望んでいるとのことです。
仮にこれが900万ユーロだとしても、アーセナルが昨夏に設定した金額の半分以下となります。
アーセナルはヴィエイラをポルトから獲得した際、初期費用として3000万ポンドを投じました。
契約残り期間の影響もあり、今夏の売却でその金額を回収するのは現実的ではないとみられます。
しかし、25歳という年齢に加え、欧州5大リーグの一つであるブンデスリーガで好調なローン期間を過ごしている点を考えると、提示額があまりに低ければ慎重な判断が必要です。
実際、ヴィエイラは土曜日の試合で見事なゴールを決め、ブンデスリーガ直近8試合で5つ目のゴール関与を記録しました。
アウトサイドで放った技ありのループシュートは印象的で、得点後にはブカヨ・サカを思わせる肩をすくめるセレブレーションも披露しています。
こうした活躍を見れば、市場価値が一定以上に保たれていると考えるのは自然です。
そのため、もしハンブルガーSVがアーセナルの求める条件を満たせない場合、クラブとしては他の買い手にも目を向けるべきでしょう。
ヴィエイラに完全移籍の意思があったとしても、アーセナルが適正価格を確保できなければ、早期に売却を決める必要はありません。
今後の交渉では、ハンブルガーSVの熱意だけでなく、アーセナルがどこまで評価額を譲らないかが大きなポイントになりそうです。
(Daily Cannon)