イングランド・プレミアリーグで首位を走るアーセナルが、昨夏にアトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレス獲得へ巨額オファーを提示していたとスペインで報じられています。
報道によれば、その金額は総額1億500万ポンド(約291億円)。
結果的に実現はしませんでしたが、クラブの本気度を示す動きだったようです。
スペインメディアによると、アーセナルはクラブワールドカップ期間中にアルバレス獲得へ正式オファーを提示。
しかしアトレティコ側は即座に拒否したといいます。
アルバレスは昨季公式戦56試合で29得点8アシストを記録。
かつて指導したフェルナンド・トーレスから「世界最高の選手」と評されるなど、評価を大きく高めていました。
攻撃の軸として欠かせない存在となっており、クラブが放出を拒んだのも自然な流れといえます。
報道では、アーセナルが5年契約、週給40万ポンド(約8,300万円)という大型契約も用意していたと伝えられています。
これはプレミアリーグでも屈指の高待遇です。
これを受けてアトレティコも同水準の新契約を提示する準備を進めているとされ、慰留に全力を注いでいる状況です。
なお現時点でアルバレス本人はプレミアリーグ復帰を強く望んでいるわけではないとも報じられています。
アーセナルは最終的にヴィクトル・ギョケレスを獲得。
今季ここまで公式戦13得点を挙げ、純粋なフィニッシャーとして存在感を示しています。
一方のアルバレスは得点力に加え、前線からの守備やリンクプレー、チャンスメイクにも優れる万能型。
戦術的な柔軟性という点では、より総合力の高いアタッカーといえるでしょう。
単純な得点数ではギョケレス、流動的な攻撃システムへの適応力ではアルバレスという構図です。
ミケル・アルテタの戦術志向を踏まえれば、確かに理想的な補強候補だった可能性は否定できません。
今夏の再挑戦はあるのか
アーセナルはリーグ首位に立ち、カラバオカップ決勝進出、チャンピオンズリーグ16強、FAカップでも勝ち残るなど好調を維持しています。
それでもクラブがさらなる強化を模索しているのは明らかです。
バルセロナも関心を示しているとされるなか、今夏に再び動きがあるのか注目が集まります。
移籍市場は状況が一変することも少なくありません。
アルバレスの去就は、今後も欧州サッカー界の大きな話題となりそうです。
(Give Me Sport)