プレミアリーグのアーセナルが、今夏の移籍市場でレアル・マドリードの若手有望株ビクトル・バルデペニャスの獲得レースをリードしていると、スペイン紙ASが報じています。
19歳のバルデペニャスは、今季のラ・リーガでデポルティーボ・アラベス戦にてトップチームデビューを果たしました。
レアル・マドリードでの初出場ながら落ち着いたプレーを披露し、将来性の高さを強く印象づけています。
ASによれば、アーセナルの関心は「現在も非常に強い」状態にあり、夏に向けて本格的に動きを加速させる見通しです。
ただし、獲得競争は一筋縄ではいかない可能性があります。
ACミラン、バイエル・レバークーゼン、ボルシア・ドルトムントも動向を注視しており、特にレバークーゼンとドルトムントは2024年から継続的にスカウティングを行っていると伝えられています。
バルデペニャスは昨年12月、当時の指揮官シャビ・アロンソの起用で左サイドバックとして先発出場しました。
負傷者が相次ぐ中で与えられたチャンスでしたが、パス成功率94%を記録し、7回のデュエル勝利、3回のタックル成功、3回のリカバリーと、守備面でも安定したパフォーマンスを見せました。
若さを感じさせない冷静さが評価されています。
その後トップチームでの出場機会はありませんが、評価が下がることはなく、むしろ将来性を見込んだ争奪戦が激化しつつあります。
アーセナルが関心を寄せる理由の一つは、その汎用性にあります。
左サイドバックに加え、センターバックとしてもプレー可能で、空中戦の強さも兼ね備えています。
一方で、加入が実現した場合には既存戦力の去就にも影響が及ぶ可能性があります。
今季ミケル・アルテタの下ではリッカルド・カラフィオーリ、ピエロ・インカピエ、マイルズ・ルイス=スケリーが左サイドの主な選択肢となっています。
インカピエは昨夏にレバークーゼンから加入し、好調を維持しています。
出場機会が限られているルイス=スケリーが新たな挑戦を求める可能性も指摘されており、バルデペニャスはその代替候補と見なされているようです。
なお、バルデペニャスの契約には4300万ポンドの契約解除条項が設定されているとされますが、アーセナルが満額を支払う可能性は低いとみられています。
移籍が実現する場合、より現実的な条件での交渉が進められることになりそうです。
今夏の移籍市場に向けて、若きスペイン人ディフェンダーの動向から目が離せません。
(Football Talk)