昨シーズン、ミケル・アルテタ率いるアーセナルは、負傷や不調に悩まされ、目指していた栄光には届かなかった。
しかし今季は様相が一変。
プレミアリーグ、チャンピオンズリーグともに首位に立ち、FAカップでは4回戦進出、リーグカップではロンドンのライバル、チェルシーとの準決勝を戦っている
今シーズンこそ、長年届かなかったタイトル獲得への本命の年と言える。
これは夏の移籍市場で戦力層が厚くなったことが大きい。
そんな中、アルテタ監督はさらなる補強に意欲を見せており、プレミアリーグのスター選手に関心を寄せているという。
しかもその選手は、現在の主将マルティン・ウーデゴールの座を脅かす存在と見なされている。
昨季、ウーデゴールは足首の負傷に苦しみ、復帰後もしばらく本来のパフォーマンスを発揮できなかった。
しかし今季は調子を取り戻し、FBrefのデータによると、プログレッシブパスでリーグトップ1%、シュート創出アクションで3%、アシストで6%以内と、いずれも90分平均で高水準の成績を残している。
それでも、キャプテンとしての適性には以前から疑問の声があった。
特に昨年、「ウーデゴールがキャプテンでは優勝できない」と語った著名OBの発言が物議を醸した。
ウーデゴールはリーダーシップのスタイルが控えめで、声を張り上げるタイプではない。
サッカー界では、より存在感のある選手が主将に選ばれる傾向が強く、それも議論の一因となっている。
そうした中で浮上しているのが、クリスタル・パレスの主将マルク・グエイの獲得だ。
『Football Transfers』によると、グエイの契約が今季終了後に切れることから、アルテタはクラブに対して強く獲得を要望しているという。
リバプールやマンチェスター・シティも関心を示しており、競争は熾烈になりそうだ。
グエイは、21歳でクラブ史上最年少の主将に就任し、昨季にはFAカップ制覇という快挙を成し遂げた。
また、イングランド代表としても26キャップを記録し、ユーロ2024では主力として活躍。
クラブでも代表でもリーダーシップを発揮している。
プレミアリーグでの経験も豊富で、チェルシーでのデビューを皮切りに、スウォンジーで59試合、パレスでは188試合に出場しており、25歳にして既に頼れる存在だ。
仮にグエイが加入した場合でも、直ちにウーデゴールがキャプテンを外れるとは限らない。
ただ、将来的には主将交代の可能性もあるだろう。
アーセナルが今後さらなる高みを目指す中で、グエイのような強いキャラクターの存在は、ピッチ内外で大きな意味を持つはずだ。
(Football Fancast)