アーセナルが、2026年に向けて次なる中盤の強化を進めている。
ミケル・アルテタ監督は、来夏の移籍市場で若手ミッドフィールダーの補強を希望しており、スペイン市場というおなじみのルートが再び活用される見込みだ。
近年、アーセナルはスペインからの選手獲得に力を入れており、ズビメンディ、ミケル・メリノ、クリスティアン・モスケラなどがラ・リーガから加入している。
この方針は今後も継続されると見られている。
今回ターゲットとなっているのは、エルチェに所属する若手MFロドリゴ・メンドーサ。
今シーズンのラ・リーガでの活躍により、アーセナルをはじめ複数のクラブが注目していると『Football Insider』が報じている。
アトレティコ・マドリードでの経験を持つスポーツディレクターのアンドレア・ベルタもスペインサッカーに精通しており、現地の人脈を活かしてメンドーサの動向を注視しているという。
「メンドーサは高く評価されている若手で、今季のエルチェでも好調を維持している。現在はアーセナルを含めた複数クラブが動向を見守っている段階。具体的なオファーには至っていないが、契約には1,700万ポンド(約34億円)の解除条項があり、比較的リーズナブルな金額であることから、多くのクラブの関心を引いている」
レアル・マドリードも同選手に興味を示しているとされるが、アルテタ監督のもとで成長できる環境、ズビメンディやメリノ、そしてデクラン・ライスといった経験豊富な中盤選手から学べる点を踏まえると、アーセナルは有利な立場にあると言えるだろう。
現時点では1月の獲得は優先事項ではないと見られており、クラブは来夏に向けて継続的に動向を追っていく方針だ。
(Caught Offside)