ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは、すでにワールドクラスの選手層を誇る一方で、依然として最も重要な選手はブカヨ・サカだという見方が一般的です。
サカは左サイドバックからキャリアをスタートしながらも、現在ではクラブの象徴的存在として活躍。
277試合で76得点71アシストという驚異的な成績を残しています。
そんな中、アーセナルが“サカに匹敵する才能”とされる選手に関心を寄せていると『Caught Offside』が報じました。
その選手とはユヴェントス所属の20歳、ケナン・ユルディズです。
同選手の代理人は、年俸600万ユーロを要求している一方で、ユヴェントスはその金額に難色を示しており、この交渉難航が他クラブに獲得のチャンスを与えているといいます。
アルテタ監督はユルディズの実力を高く評価しており、アーセナルは約8,800万ポンド(約179億円)という巨額の移籍金を支払う可能性があると報じられています。
ユルディズはこれまでにユヴェントスで98試合に出場し、19得点15アシストを記録。
昨季だけでも52試合で21ゴール関与を記録しており、既にチームの中心選手として存在感を放っています。
また、トルコ代表としても26試合に出場し、5ゴール4アシストと国際舞台でも実績を積み上げています。
プレースタイルや若くしての台頭ぶり、クラブの象徴的存在である点など、多くの面でサカとの共通点を持つユルドゥズ。
記事では「世界最高のウインガーの一人」と評されることもあり、長期的に見てもアーセナルにとって理想的な補強となる可能性があります。
現時点でサカと比べるには時期尚早かもしれませんが、今後の成長次第ではサカに匹敵する存在にまで登りつめる可能性は十分。
アーセナルにとって将来の柱となりうる逸材への投資は、大きな価値をもたらすことでしょう。
(Football Fancast)