アーセナルが主力2選手との契約延長に向けて“最終交渉”に入っていると報じられています。
信頼性の高い移籍情報で知られるファブリツィオ・ロマーノ氏は、ブカヨ・サカが「キャリアを通じてアーセナルに留まりたい」と考えていると伝えました。
アーセナルは近年、約2億5,000万ポンドを投じてチームを強化してきました。
今夏にはヴィクトル・ギョケレシュ、エベレチ・エゼ、ノニ・マドゥエケ、マルティン・スビメンディらが加わり、現在では全ポジションに高いレベルの選手が揃う陣容となっています。
その結果、プレミアリーグでは首位を走り、チャンピオンズリーグではグループステージ全勝、カラバオカップでも順調に勝ち進むなど好調を維持しています。
こうした背景から、冬の移籍市場での新戦力獲得は控えめになる見通しで、代わりに主力選手の契約延長と余剰戦力の整理に注力している模様です。
これまでには、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイス、マイルズ・ルイス=スケリー、イーサン・ヌワネリらが新契約を締結しており、現在はサカとユリエン・ティンバーとの交渉に移行しています。
『Football Insider』によると、クラブは両選手との契約延長に向けて「最終段階」にあり、ジャーナリストのピート・オルーク氏は「アーセナルは両者との合意に自信を持っている」と述べています。
「確かに優先事項というわけではないが、クラブは主力選手との契約延長に向けて動いており、交渉は順調に進んでいる」とオルーク氏はコメント。
また、アルテタ監督自身の契約に関しても、「自然な形で解決されるだろう。監督もクラブも非常に満足している」と付け加えました。
さらにロマーノ氏は「未来のことは誰にも分からないが、サカとアーセナルは共に長期的な関係を望んでいる」と発言。
新契約では週給30万ポンド以上とされており、クラブ史上“最高額”となる可能性があります。
アーセナルは単なる今季の好調を超えて、主力選手との長期計画を着実に進めているようです。
(Football365)