アーセナルは、1月の移籍市場で新たなターゲットとして、ACミランの若手ディフェンダー、ダビデ・バルテザギに注目しているようです。
イタリア代表リッカルド・カラフィオーリを獲得した夏に続き、再びセリエAからの補強を模索しています。
今シーズン、アーセナルはプレミアリーグでリヴァプールに次ぐ2位につけており、チャンピオンズリーグでも2連勝と好スタートを切っています。
夏の移籍市場では、合計で2億5,700万ポンドを投じ、大幅な戦力強化を図りましたが、それでもアンドレア・ベルタSDは冬の補強にも積極的な姿勢を見せています。
イタリアの報道によると、アーセナルは左利きのセンターバックであるバルテザギをリストアップしており、近日中にもスカウトが現地視察を行う予定です。
特に、次節ユヴェントス戦でペルビス・エストゥピニャンが出場停止のため、バルテザギが先発する可能性があることから、注目度はさらに高まっています。
ミランの情報に精通するジャーナリスト、カルロ・ペレガッティ氏によれば、「アーセナルはバルテザギに関心を示している。まだ正式なオファーはないが、クラブ内外から高評価を得ている選手だ。
アッレグリ監督も彼を高く評価している」とのことです。
バルテザギは今季出場機会こそ限られていますが、直近のレッチェ戦ではウイングバックとして先発し、ゴールにつながるアシストを記録するなどポテンシャルの高さを見せつけました。
現在の契約は2030年まで残っており、移籍には時間と交渉が必要と見られます。
ペレガッティ氏は続けて、「アーセナルは以前にもセリエAからカラフィオーリを獲得した。今回の関心も本気度を感じさせるが、確実に移籍するとは限らない」と語っています。
左サイドにはすでに複数の選手が在籍しているものの、長期的な戦力補強として若手への投資を続けるアーセナルの姿勢が垣間見える今回の動き。
バルテザギがノース・ロンドンに新風をもたらす存在となるのか、今後の展開に注目です。
(Team Talk)