アーセナルが、ユヴェントスに所属するトルコ代表FWケナン・ユルディズの獲得に向けて動きを見せていると、イタリアの報道で伝えられています。
現在20歳のユルディズは、今季好調を維持している注目株の一人で、アーセナルを含む複数のプレミアリーグクラブが関心を寄せているとのことです。
ミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは、ユルディズ側との接触を視野に入れているとされますが、契約上の問題が障壁となりそうです。
ユルディズは2029年までの長期契約をユヴェントスと結んでおり、クラブ側はさらに1年延長した2030年までの新契約を提示する意向もあると伝えられています。
これまでユヴェントスはすべてのオファーを拒否しており、クラブとしてもユルディズを今後の中心選手として考えている様子です。
ユルディズは今季、開幕から5試合で2ゴール4アシストと絶好調。
すでに今シーズンのチームの中心的存在になっており、セリエAでも無敗を維持する原動力となっています。
ケナン・ユルディズとは何者か?
ユルディズは、2022年7月にバイエルン・ミュンヘンからユヴェントスのユースに加入し、2023-24シーズンにトップチームデビュー。
2023年8月にはセリエAデビューを飾り、その後急速に頭角を現しました。
これまでに公式戦89試合に出場し、18ゴール15アシストを記録。
昨季はリーグ戦35試合に出場し、12ゴールに関与する活躍を見せました。
2024-25シーズンにはセリエA年間ベストイレブンにも選出されています。
トルコ代表としてもすでに23キャップを数え、2ゴールを記録しており、国際舞台での経験も積んでいます。
アーセナルの今季の補強状況
アーセナルは今夏の移籍市場で2億5,500万ポンドを投じ、ヴィクトル・ギョケレシュ、エベレチ・エゼ、マルティン・スビメンディといった実力派選手を獲得しました。
プレミアリーグでは開幕5試合で2位につけており、首位リヴァプールに5ポイント差と上位争いを展開しています。
次戦はEFLカップ3回戦でポート・ヴェイルとの対戦が控えており、さらなる選手層の強化がシーズン終盤を見据えた戦略の一環とも見られます。
(Give Me Sport)