アーセナルが今夏の移籍市場で2億5,500万ポンド(約508億円)を投じたことが話題となっている。
これは、主力MFデクラン・ライスの補強要望に応える形となったと報じられている。
リヴァプールやマンチェスター・シティを追うには、さらなる戦力が必要とされていたアーセナル。
2024-25シーズン終了時には、チャンピオンズリーグとプレミアリーグの両方で惜しくもタイトルを逃し、“あと一歩”のクラブという評価が定着しつつあった。
ライスは昨季終了後に「何人かの選手が退団するだろう。だからこそ、この夏は補強が不可欠。来季はもっと強くなって、より一層勝利への渇望を持って戻ってきたい」と語っていた(Mirror Sport)。
実際、リース・ネルソン、ジンチェンコ、ファビオ・ヴィエイラ、キヴィオルらがローンで退団し、スカッドの再構築が急務となっていた。
そんな中、アーセナルは以下の主力選手を獲得:
- ヴィクトル・ギョケレシュ(スポルティング)
- マルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)
- エベレチ・エゼ(クリスタル・パレス)
これらの補強によって、アルテタ監督のチームには攻守両面で厚みと競争が加わった。
とりわけギョケレシュとエゼは即戦力として、スビメンディは中盤の新たな心臓部として期待されている。
アーセナルは、既にマンチェスター・ユナイテッドやリーズに勝利している一方、リヴァプールには敗北。シーズン再開後のパフォーマンスが注目される。
昨季あと一歩で手が届かなかったタイトル獲得に向けて、今季こそその壁を乗り越えられるのか。
巨額投資に見合う成果が問われる1年となりそうだ。
(FourFourTwo)