今夏の移籍市場も終盤に差し掛かる中、アーセナルのファビオ・ヴィエイラに対し、ウエストハムが獲得に動いていると報じられている。
現在24歳のヴィエイラは、2022年にポルトから加入したものの、プレミアリーグでは出場機会が限られており、その将来に注目が集まっている。
ウエストハムが中盤強化を進行中
ウエストハムは今季序盤の不振を受け、移籍市場での動きを加速。
特に中盤の補強を急いでおり、サウサンプトンからマテウス・フェルナンデスを4200万ポンドで獲得済み。
その動きの中で、ヴィエイラにも白羽の矢が立った形だ。
イングランドメディア『スタンダード』によれば、ヴィエイラはウエストハムの補強リストの上位に位置しており、今後数日以内に正式なオファーが届く可能性もあるという。
アーセナルでの立ち位置と可能性
ヴィエイラはアーセナル加入初年度にいくつかの印象的なプレーを見せたものの、マルティン・ウーデゴールやデクラン・ライス、カイ・ハヴァーツらの存在もあり、継続的な出場には至っていない。
特に今季はポジション争いがさらに激化しており、ローン移籍や完全移籍での出場機会確保は現実的な選択肢だと見られている。
アーセナルとしての判断は?
アーセナル側は、放出にあたって完全移籍かローンか、また買い戻し条項などの条件設定を慎重に検討する必要がある。
将来的なポテンシャルを評価している一方で、選手の成長のためには一定の出場機会が不可欠との見方も根強い。
この移籍が成立すれば、ウエストハムにとっては攻撃的な中盤のオプションを強化する重要な一手となり、アーセナルにとってはチーム編成の柔軟性向上につながる可能性もある。
移籍市場の締切は9月2日(月)の夜に迫っており、数日以内に動きがあるかもしれない。
(Londo World)