アーセナルは今夏、6人の新戦力を迎え入れ、補強に成功しました。
複数のポジションで選手層を厚くした一方で、今後は放出による資金回収も視野に入れているようです。
イタリアメディア「Tuttomercatoweb」によると、ACミランがここ数時間のうちにアーセナルへ接触し、ディフェンダーのヤクブ・キヴィオルの獲得に関心を示したとのことです。
ミランはポーランド代表のキヴィオルをローン(期限付き移籍)で迎え入れることを検討していたようですが、アーセナル側は「完全移籍でのみ交渉に応じる」と明言。
移籍金は2,500万〜3,000万ユーロに設定されており、ミランにとっては「非常に高額」と評価されています。
一方、プレミアリーグのクリスタル・パレスもキヴィオルに関心を示し、アーセナルへ問い合わせを行ったものの、現時点では具体的なオファーを検討している様子はありません。
キヴィオル自身は出場機会を強く望んでおり、現在はウィリアム・サリバやガブリエウ・マガリャンイスの控えに甘んじている状況です。
とはいえ、ミケル・アルテタ監督はキヴィオルを依然として重要な戦力と見なしており、アーセナルとしても安易な放出や値下げには応じない構えを見せています。
このまま移籍市場の締切が迫る中で、キヴィオルの去就がどう動くのか、注目が集まります。
クラブとしては戦力の維持と財政面のバランスが問われる判断となりそうです。
(Arsenal News)