アーセナルが今夏さらなる補強に動く中、スペインメディア『Defensa Central』は、レアル・マドリードがウィリアム・サリバ獲得のためにロドリゴを差し出すことを検討しているようだ。
アーセナルはすでに、ケパ・アリサバラガ、スビメンディ、ノアゴー、マドゥエケ、モスケラ、ギェケレシュの6選手を獲得済みだが、左サイドのアタッカーとセンターバックの補強も視野に入れている。
クリスタル・パレスのエゼが攻撃陣のターゲットとされているが、レアルのロドリゴも候補の一人だ。
ブラジル代表でチームメイトのガブリエウは、ロドリゴについて「彼は現象だ」と絶賛。「来てくれたら嬉しい」とコメントしていた。
そんな中、『Defensa Central』は、レアルがサリバ獲得のためにロドリゴを差し出す意向を固めたと伝えている。
フロレンティーノ・ペレス会長はこの案を否定しておらず、ロドリゴ放出によって「待望のセンターバック」の獲得資金を確保する狙いがあるようだ。
サリバの高額な市場価値や契約状況から、当初はリヴァプールのコナテも選択肢とされていたが、最終的にターゲットはサリバに集中。
ロドリゴはクラブ・ワールドカップでも重要視されていなかったことから、「放出可能」と判断されているという。
一方、エゼの移籍については、元アーセナルDFのシルベストルが「アーセナルでは出場機会が限られる」と懸念を示している。
また、元エヴァートン会長のウィネス氏も「レアルのロドリゴ評価額(約1億ユーロ)は現実的ではなく、交渉は移籍市場の終盤まで長引くだろう」と予想している。
今夏のアーセナルの動向は、さらなる大型移籍を含め、目が離せない展開となっている。
(Football 365)