「Metro」によると、アーセナルのレアンドロ・トロサールに対し、2つのプレミアリーグクラブが正式なオファーを提示しており、今夏の移籍が「現実味を帯びてきた」と報じられている。
トロサールは2023年にブライトンから2,700万ポンドで加入。
今夏、ノニ・マドゥエケを5,000万ポンド以上で獲得したアーセナルは、さらに左ウイングやエベレチ・エゼのような攻撃的MFの補強も検討している。
バイエルン・ミュンヘンへの移籍も噂されたが、リバプールからルイス・ディアスを獲得したことでその可能性は消滅。
現在はボルシア・ドルトムントがトロサールの動向を注視しているとSky Germanyのフロリアン・プレッテンベルクが報じている。
トロサールには契約があと2年残っているが、出場機会の減少が見込まれる中、本人も移籍を真剣に検討しているという。
今のところアーセナルはオファーに正式な返答をしていないが、『The Times』によると、クラブ側は移籍金のつり上げを狙っており、入札合戦を期待している模様だ。
30歳のベルギー代表は過去2シーズンで27得点を記録しており、その実績から多くのクラブの関心を集めている。
この売却が実現すれば、アーセナルの移籍資金を潤すことになり、さらなる補強(例:エゼ獲得)につながる可能性もある。
今夏のアーセナルは既に以下の6選手を獲得している:
- ヴィクトル・ギェケレシュ
- クリスティアン・モスケラ
- ノニ・マドゥエケ
- クリスティアン・ノアゴール
- マルティン・ズビメンディ
- ケパ・アリサバラガ
一方で、ジョルジーニョ、キーラン・ティアニー、冨安健洋など、多くの選手がクラブを去った。
さらにファビオ・ヴィエイラがウェストハムに売却される可能性も報じられており、今後も大きな動きが予想される。
アルテタ監督はニューカッスル戦後の会見で、「これからどうなるか見てみよう」とコメントしており、今後の移籍市場次第ではさらなる補強や放出もあり得る状況となっている。
(Metro)