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アーセナル、ギェケレシュに最適な相棒獲得を狙う?

今夏のアーセナルは、近年まれに見る充実した補強が進んでいます。

移籍市場序盤は動きが鈍かったものの、マルティン・スビメンディやノニ・マドゥエケを含む4選手の加入がすでに発表され、加えてガブリエウ・マガリャンイス、マイルズ・ルイス=スケリー、イーサン・ヌワネリらの契約更新も完了。

クリスティアン・モスケラはすでにシンガポールでチームに合流していると報じられ、ファンの期待が高まるのも当然です。

中でも注目されているのが、ヴィクトル・ギェケレシュの獲得です。

長く続いたスポルティングとの交渉もついに合意に至ったとされ、移籍専門記者ファブリツィオ・ロマーノ氏も「Here we go」のサインを出しました。

そのギェケレシュをさらに活かすため、アーセナルが次に狙っているとされるのが、ニューカッスル・ユナイテッド所属のアントニー・ゴードンです。

『The Athletic』によると、アーセナルはゴードンに強い関心を示しており、ガブリエウ・マルティネッリやレアンドロ・トロサールの去就によっては本格的な獲得に動く可能性があるとのこと。

以前の報道では、獲得に1億ポンド(約199億円)程度の移籍金が必要とも言われています。

ギェケレシュのプレースタイルは典型的な「ペナルティエリア内での得点職人」。

昨季のヒートマップやシュートマップを見ても、ゴール前に張り付くスタイルが明確です。

こうしたストライカーには、チャンスを供給できるウィンガーの存在が不可欠です。

ゴードンはその役割に最適とされ、昨季プレミアリーグではペナルティエリアへのクロスで上位7%、パスでも上位15%にランクイン。

PK獲得数ではトップ1%、ゴールに直結するアクションではトップ3%に入るなど、数値面でも優れた実績を残しています。

実際の成績としても、2023/24シーズンからの90試合で21ゴール・23アシスト、計6,815分出場。

これは約2試合に1回以上の得点関与(平均154.88分に1回)という安定した貢献度を示しています。

ギェケレシュがアーセナルの得点力を引き上げる存在であることは間違いありませんが、その能力を最大限に引き出すためには、ゴードンのようなウィンガーの存在が鍵を握るかもしれません。

(Football FanCanst)

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