この週末、アーセナルはスポルティング所属のスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュ(27)の獲得に向け、「重大な突破(breakthrough)」を狙っています。
関係者によれば、まだ保留中の成功報酬(アドオン)部分を詰められれば、今夏の交渉がようやく完結する可能性があるとのこと。
✔ 背景と争点
- 基本合意はほぼ準備完了
アーセナルはベース料約5,480万ポンド(約108億円)+最大で860万ポンド(約17億円)の成功報酬で合意。 - 逆にスポルティング側との微細な歩み寄りが障害になっており、特にチャンピオンズリーグ出場など条件への意見が分かれている様子です。
- 選手側の強い意志とクラブの圧力
ギェケレシュはプレシーズン招集に参加せず、移籍を熱望。また、スポルティングのファンやクラブ幹部からの反発や不満も高まっており、移籍がより現実味を帯びています 。 - 交渉の期限とアーセナルの方針
アーセナル監督アー テタは今週末を交渉の自主設定期限と位置づけ、プレシーズンツアー前の決着を強く望んでいます。これが成就すれば、早ければ週明けには契約サイン、アジア・ツアーへの帯同も見えてくるでしょう。
⚙ 選手プロフィールと期待
ヴィクトル・ギェケレシュは2023年にスポルティングへ移籍後、2シーズン連続でプリメイラ・リーガの得点王に輝いた実力派FW(昨季39得点)。
高さ・スピード・フィジカルすべてに秀で、アーセナルが長年探し求めていた「ペナルティボックス内での圧倒的な決定力」を具現化してくれる選手です。
アーセナルはガブリエル・ジェズスとカイ・ハヴェルツの負傷により、今夏は急務としてセンターフォワード補強を進めてきました。
もしギェケレシュを確保できれば、攻撃陣に大きな厚みが加わり、来季のチャンピオンズリーグ制覇に向けた重要な布石となるはずです。
🕰 今後のスケジュール
- 今週末(7/19〜20):まだ残るアドオン条項に関して最終交渉
- 週明け(7/21〜):サイン完了&メディカル実施、アジアツアー帯同の可能性
- ツアー後(8/上旬):必要があれば公式発表、8月初旬にデビュー戦の可能性も
(Football FanCast)