『The Sun』によると、アーセナルはクリスタル・パレスの攻撃的MFエベレチ・エゼの獲得に向け、移籍金に加えて若手選手を含めたトレード案を検討しているようです。
エゼとの個人合意にはすでに達しているものの、パレスは契約解除金である6,800万ポンド(約135億円)の全額支払いを主張しています。
しかし、ディフェンス陣に怪我人が相次いでいるパレスは、アーセナルから将来有望なDFを受け取る形での交渉成立に前向きと見られています。
交渉に含まれる若手選手の具体名は不明ですが、すでに数試合のトップチーム出場経験があるとされています。
27歳のエゼはFWとして複数ポジションで起用可能で、アルテタ監督の戦術に柔軟性を加える存在です。
2023年3月に行われた対マンチェスター・シティ戦での活躍はペップ・グアルディオラ監督にも「信じられないストライカー」と称されるほどで、アーセナルの攻撃陣にとって大きな武器となるでしょう。
エゼはこれまでプレミアリーグで146試合34得点23アシストを記録。そのプレースタイルと決定力はアーセナルの攻撃を一層活性化させる可能性があります。
仮に移籍が成立すれば、ビクトル・ギョケレスの加入が遅れた場合や、ガブリエル・ジェズスやハフェルツに欠場が生じた際には、エゼを9番の位置で起用する可能性もあると報じられています。
昨季もアルテタ監督はハフェルツを9番にコンバートし、またミケル・メリノを一時的に前線に据える柔軟な布陣を敷いており、エゼもその一翼を担うと見られています。
(Arsenal News)