アーセナルが、RBライプツィヒに所属するスロベニア代表FWシェシュコの獲得に向けて、交渉を加速させている。
今夏の移籍市場で新たな「9番」を求める中、交渉は着実に進展しており、移籍成立が現実味を帯びてきた。
ミケル・アルテタ監督は、以前からシェシュコに強い関心を示しており、昨夏も獲得に動いていたが、当時は本人がブンデスリーガ残留を選んでいた。
だが今夏、再び獲得のチャンスが巡ってきている。
アーセナルはシェシュコを「市場で最も魅力的なストライカーの一人」と見なしており、既存の攻撃陣と理想的に組み合わせられる存在として高く評価している。
交渉は前向きに進展中
当初はアーセナルとライプツィヒの間で評価額に差があり、交渉は一筋縄ではいかなかった。
しかし、最近では双方のスタンスが近づいてきているという。
信頼性の高い移籍情報で知られるファブリツィオ・ロマーノ氏によると、シェシュコはアーセナルの公式Instagramアカウントをフォローしたとのこと。
この種の行動は、選手側の移籍への前向きな姿勢を示す“サイン”として知られており、契約が最終段階に入った可能性を示唆している。
アーセナルは、他クラブが本格的に動き出す前に契約をまとめようと、水面下で急ピッチの作業を進めているようだ。
シェシュコ加入が意味するもの
もしこの移籍が成立すれば、アーセナルの前線に大きな強化となる。
スピード、高さ、決定力を兼ね備えるシェシュコは、アルテタの求めるストライカー像に非常にマッチしており、プレミアリーグ制覇や欧州制覇を狙うクラブにとって、明確な意志表示となるだろう。
もっとも、正式発表までは油断できない状況ではあるが、現時点での流れはアーセナルにとって非常にポジティブだ。
(Just Arsenal)