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アーセナル、レスターで輝きを放ったモロッコ代表MFと個人合意か

アーセナルはこの夏の移籍市場において、RBライプツィヒのシェシュコやスポルティングCPのギェケレシュといったストライカー獲得を目指す中で、創造性のある中盤の補強にも動いている。

その中で注目されているのが、レスター・シティに所属するモロッコ代表MF、ビラル・エル・カンヌスである。

2024/25シーズンにプレミアリーグでプレーした同選手に対し、アーセナルはすでに3000万ポンド(約58億円)のオファーを提示したとされていたが、ここに来て個人条件面で合意に達したと報じられている。

アフリカメディア「Africa Foot」によると、アーセナルとエル・カンヌスの代理人との間で個人合意が成立し、現在はレスターとの移籍金交渉が進行中とのこと。

なお、レスターは直近の降格により、放出に柔軟な姿勢を見せる可能性がある。

エル・カンヌスは昨季、3ゴール6アシストを記録。特筆すべきはそのパス能力で、プレミアリーグの同ポジション選手と比較しても、進行パス数で上位14%、ファイナルサードへのパス数では上位10%に入っているという。

データアナリストのベン・マティンソン氏は彼を「キラーパスを出せる選手」と評し、「走り出す選手を早めに見つけてパスを出す技術は一級品」と語っている。

ウーデゴールとの比較では、ショット数やチャンスメイク数ではウーデゴールに軍配が上がるが、ドリブル成功率やロングパス精度ではエル・カンヌスも負けていない。年齢も21歳と若く、成長余地の大きさも魅力の一つだ。

新シーズンに向けてアーセナルがシェシュコなどの新ストライカーを迎える場合、その前線へ効果的にボールを供給できるエル・カンヌスの存在は非常に重要なピースとなり得る。

ボール保持に長けたアーセナルにとって、彼の加入は理想的な補完となるだろう。

(Football FanCanst)

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