アーセナルが、プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドに所属するガーナ代表モハメド・クドゥスの獲得に向けて交渉を行っていると報じられました。
24歳のクドゥスは、来季ヨーロッパの舞台でプレーすることを望んでおり、その意向もあって移籍に前向きだとされています。
今シーズンはクラブ全体としても後半戦で調子を落とし、クドゥス自身にとっても苦しい期間となりました。
GIVEMESPORTの情報筋によれば、クドゥスの契約には、プレミアリーグのクラブに対して8000万ポンドで移籍可能となる条項が含まれています。
ただし、アーセナルは現在RBライプツィヒのベンジャミン・シェシュコ獲得を優先しており、この金額を支払う可能性は低いと見られます。
『Football Transfers』によると、アーセナルはすでにウェストハムとコンタクトを取っており、クドゥスの市場価値を4600万~5100万ポンド(約5500万~6000万ユーロ)と見積もっているようです。
バイエルン・ミュンヘンのレロイ・サネも候補として挙がるなど、アーセナルは複数のサイドアタッカーに注目しています。
チェルシーやニューカッスルもクドゥスに関心を寄せており、ウェストハムとの契約はあと3年残っています。
クドゥスは2023年夏にアヤックスから3800万ポンドで加入し、クラブのカンファレンスリーグ優勝直後の補強でした。
「ワールドクラス」と称されるクドゥスが移籍志願をすれば、ウェストハムが契約解除金を下回る額での放出を容認する可能性は高いと見られています。
ロンドンにとどまりつつチャンピオンズリーグで戦えるチャンスは、本人にとって非常に魅力的でしょう。
【モハメド・クドゥス(2024-25プレミアリーグ成績)】
出場:32試合
得点:5
アシスト:3
ビッグチャンス創出:4
1試合平均ボール奪取:4.3回
ドリブル成功数:2.9回(成功率48%)
デュエル勝率:6.4回(成功率42%)
来季のアーセナルは攻撃陣の刷新を図っており、新たな「9番」としてシェシュコの獲得を進めています。
ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナルは同選手との交渉を前進させており、代替候補であるスポルティングCPのヴィクトル・ギョケレシュに関しては現時点で進展はないとのことです。
昨季は度重なる負傷者の影響で、ミケル・アルテタ監督のチームにとって非常に困難なシーズンとなりました。
ブカヨ・サカは2か月以上の離脱を強いられ、ガブリエウ・マルティネッリやレアンドロ・トロサールも相次いで戦線を離脱しました。
(GIVEMESPORT)