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アーセナルがセリエAで活躍する約90億円FWに関心か

アーセナルは今夏、移籍を望んでいるセリエAのスター選手の獲得レースに参戦したと報じられています。

アルテタ監督率いるアーセナルは先週、プレミアリーグ優勝をリヴァプールに奪われました。

今季のアーセナルのシーズンを象徴するのは、ライバルクラブと比べた得点力不足でした。

主な要因は、攻撃陣の負傷離脱と、長年「本格的な」センターフォワードが不在だったことです。

ノースロンドンのクラブであるアーセナルは今季リーグ戦で64ゴールを記録しており、リヴァプールより17点少なく、ニューカッスル(65点)やマンチェスター・シティ(67点)よりも少ない結果となっています。

実際、今季はヴィクトル・ギョケレス、アレクサンダー・イサク、ベンジャミン・シェシュコなど、数多くの攻撃的選手との関連が取り沙汰されてきました。

そして今回、アーセナルはアタランタのアデモラ・ルックマン獲得レースに参戦したと、スカイスポーツ・ドイツが報じています。

ナイジェリア代表のルックマンは、これまでレスター・シティ、フラム、エヴァートンでプレミアリーグを経験しており、イタリアのクラブであるアタランタで欧州屈指のウインガーとして地位を確立しています。

ルックマンは今季、監督との公の対立を経てセリエAクラブを退団する見込みとなっています。

ルックマンは昨季、アタランタをヨーロッパリーグ優勝に導き、決勝戦でハットトリックを達成しました。この活躍により、彼は昨年12月にアフリカ年間最優秀選手賞を受賞しました。

しかし彼はジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督と公に衝突し、今夏クラブを去る可能性が高まっています。

ガスペリーニ監督は今年2月、アタランタがクラブ・ブルージュに敗れてチャンピオンズリーグ敗退となった後、「ルックマンは自分が今まで見た中で最悪のPKキッカーの1人だ」と評しました。

これに対しルックマンは、「監督が自分だけを名指しで批判したのは非常に無礼だ」と反論。

27歳のルックマンはアタランタとの契約を2027年まで残しており、契約解除金は5500万ユーロ(約90億円)とされています。

ルックマンは今季アタランタで全大会通算20ゴール7アシストを記録しており、クラブは現在セリエA3位につけています。

一方、アーセナルのギョケレスやイサクへの関心も広く報じられています。

今季の複数の報道によれば、ギョケレスはプレミアリーグでプレーすることに興味を示しています。

アルテタ監督は長年イサクのファンであるとされ、近年アーセナルは彼の獲得にも動いているとされています。

ニューカッスルの関係者は「クラブはイサクを残留させたいと考えており、具体的な売却額は設定していない」としていますが、仮に移籍する場合はチェルシーがモイセス・カイセドに支払った英国記録の1億1500万ポンドを超える金額が必要になるだろうと言われています。

イサクのニューカッスルでの状況は一筋縄ではいきません。彼はすでにクラブ最高給取りであり、契約は2028年まで残っています。

しかし、彼ほどの実力を持つ選手なら他クラブでさらに高額の給与を要求することもできるでしょう。

現時点でニューカッスルはPSR(プレミアリーグの財務健全性規則)の影響により契約改善ができませんが、もしCL出場権を獲得すれば、今夏その方針を変える可能性があります。

それにより、イサク自身も望んでいる欧州最高峰の大会でプレーできる環境が整います。

(Daily Mail)

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