ファブリス・ホーキンスによると、アーセナルは今夏の移籍市場でクリストファー・エンクンクの獲得に動くと「予想」されています。
アーセナルは今季、プレミアリーグで3シーズン連続の2位フィニッシュが決定的で、今回はリバプールの後塵を拝することになりそうです。
ただ、ここまでの成績は、2019年に監督に就任したミケル・アルテタの手腕を示すものです。
一方、チャンピオンズリーグでは、レアル・マドリードに準々決勝で連勝し、初優勝に向けて大きなチャンスを手にしています。アーセナルにとって、今シーズン唯一狙えるタイトルとなりました。
当然ながら、アーセナルはすでに来季に向けた補強にも目を向けており、ロンドンのライバルクラブから選手を引き抜く可能性もあります。
【アーセナル、エンクンク獲得に動くか?】
ファブリス・ホーキンスによれば、クリストファー・エンクンクとチェルシーの関係は「もはや修復不能」となっており、今夏の退団が濃厚だといいます。
エンクンクは2023年にライプツィヒからチェルシーに移籍し、移籍金は5000万ポンド以上、週給は19万5000ポンド(約3700万円)とされています。
しかし、チェルシーではケガに苦しみ、安定したパフォーマンスを見せることができませんでした。
【エンクンクの2024/25シーズン成績】
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プレミアリーグ:27試合出場、3得点2アシスト(出場時間910分)
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カンファレンスリーグ:9試合出場、5得点3アシスト(出場時間636分)
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FAカップ:2試合出場、1得点(出場時間180分)
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リーグカップ:2試合出場、3得点(出場時間166分)
ホーキンスによれば、アーセナルは冬の移籍市場でもエンクンクに関心を示していたとのことで、今夏に再び獲得を目指す見通しです。
他にもエンクンクを狙うクラブはありますが、アーセナルならイングランド国内でプレーを続けられ、トップリーグで実力を証明するチャンスを得ることができます。
なお、アーセナルはガブリエウ・ジェズスとカイ・ハヴァーツの両ストライカーが不調とケガに悩まされたこともあり、前線の補強が急務とされています。
エンクンクもケガが多い選手ではありますが、もしアーセナルでかつての輝きを取り戻すことができれば、賢い補強と見なされるでしょう。
(GIVEMESPORT)