アーセナルがマンチェスター・ユナイテッドのWG、アントニーを今夏の最優先ターゲットに据えていると、スペインの「Fichajes.net」が報じている。
アーセナルは今シーズンの失望に終わったキャンペーンを立て直すべく、ミケル・アルテタ監督の下でこの夏の移籍市場で「非常に忙しくなる」予定で、特に攻撃陣の強化が見込まれている。
主力のブカヨ・サカはハムストリングの怪我で今季の多くを欠場し、期限付きで加入しているラヒーム・スターリングも今シーズン終了後には退団が濃厚とされており、右ウイングの補強が急務となっている。
そうした中で、ブラジル人WGのアントニーが有力なターゲットに浮上した。
アーセナルがアントニーの獲得を希望
アントニーは今年1月の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドを離れ、スペインのラ・リーガに所属するレアル・ベティスへレンタル移籍。
これまでに12試合で4ゴール2アシストと好調なパフォーマンスを披露。
その活躍を受けて、アーセナルが獲得レースでリードしているとされ、アルテタ監督も彼を「チームにぴったりのプロフィール」と高く評価しているとのこと。
レアル・ベティスもアントニーの完全移籍を望んでいるものの、買い取るだけの資金がない可能性が高く、再レンタルを目指す方針だと伝えられている。
2024/25シーズン アントニー(レアル・ベティス)成績
- 出場試合数:12
- ゴール:4
- アシスト:2
しかし、スペインの報道によると、アーセナルは25歳のアントニーに対して本格的なオファーを準備しており、ベティスの動きに先んじて獲得を決める構えを見せているとのこと。
マンチェスター・ユナイテッド側も、週給20万ポンド(約3,800万円)という高額なサラリーのアントニーを放出したがっており、完全移籍を容認する方針。
現時点では、マンチェスターやセビージャ(=ベティス)ではなく、ロンドン北部(アーセナル)での将来が濃厚と見られている。
アーセナルはこの夏、ラ・リーガのもう1人のスター、ニコ・ウィリアムズの獲得も視野に入れており、新スポーツディレクターのアンドレア・ベルタがすでに彼の代理人と交渉を行っていると報じられている。
さらに、レロイ・サネもプレミアリーグ復帰の噂があるものの、バイエルン・ミュンヘンとの契約延長に向かっている可能性が高いと見られている。
(GIVEMESPORT)