アーセナルは、1月の移籍市場で補強を行わなかったこともあり、今夏の移籍市場で積極的に動く可能性が高い。
ガナーズは今シーズン、チャンピオンズリーグ圏内を維持するなど堅実な成績を収めているが、プレミアリーグのタイトル争いでは後れを取っている。
さらに、トーマス・パルティとジョルジーニョが契約満了に伴い今夏に退団する可能性が高いため、 中盤の補強は急務となっている。
そんな中、アーセナルがすでに交渉を行っているある若手MFが、世界のトップ20のヤングスターの1人に選ばれた。
この選手は、トッテナム・ホットスパーのルーカス・ベルグヴァルやマンチェスター・シティのヴィトール・レイスよりも高く評価されている。
アーセナルのターゲット、スヴェッレ・ニーパンが「世界の10代のトップ50選手」に選出
その選手とは、ローゼンボリの逸材スヴェッレ・ニーパン。
彼は以前からアーセナル移籍の噂があり、クラブも1月の移籍市場での獲得に自信を持っていた。しかし、ニーパンは複数のクラブと話し合った後、決断を先延ばしにした。
そんな彼が、Goal.comの「NxGn 2025」リストで世界の10代のサッカー選手トップ50の14位にランクインした。
このリストでは、アーセナルが18歳のニーパンと交渉を行っていることが改めて強調されており、マンチェスター・シティも獲得を狙っている。
「約10年前、当時10代だったノルウェーのマルティン・ウーデゴールは、ヨーロッパ中のエリートクラブから注目され、移籍をめぐる争奪戦が繰り広げられた。
そして10年後の今、スヴェッレ・ニーパンが同じ道を歩んでいる。
彼はまだ移籍の決断を下していないが、今後のキャリアにおいてウーデゴールと同じような影響を与える可能性があると信じられている。
18歳の彼は、2024シーズンにローゼンボリの中央MFとして15G/Aを記録。
すでにアーセナルやシティ・フットボール・グループなどと交渉を行っており、今夏には間違いなく移籍が実現するだろう。」
なお、トッテナムのベルグヴァルは17位、マンチェスター・シティのレイスは16位にランクインしている。
スヴェッレ・ニーパンはアーセナル移籍を希望?
ジャーナリストのスティーブ・ケイ氏は、ニーパンがアーセナルへの移籍を強く希望していると報じている。
「信頼できる情報筋によると、彼は本当にアーセナルに加入したがっている。彼にとってアーセナルが第一希望のクラブだ。
ウーデゴールとも何度か会話をしており、ミケル・アルテタに感銘を受けている。そして、自身の成長に最適なクラブがアーセナルだと考えているようだ。」
また、ニーパンは「エリートな若手であり、将来的にワールドクラスになれる潜在能力を持つ」と多くの専門家が評価している。
「彼は本当に特別な選手だ。そしてアーセナルが獲得レースの最有力候補である。」
「移籍金はローゼンボリ史上最高額になるだろうが、彼はすでにトップレベルでプレーできる準備ができている。」
アーセナルがこの逸材を獲得できるか、今後の動向に注目が集まる。