アーセナルのミケル・アルテタ監督は、エミレーツ・スタジアムにニコ・ウィリアムズを迎え入れることを「熱望」しており、ニューカッスル・ユナイテッドのMFブルーノ・ギマランイスに対するクラブの姿勢も明らかになった。
アーセナルは今シーズン好調で、たとえプレミアリーグで2位に終わったとしても満足できるシーズンを送っている。
しかし、ロンドン北部のクラブはすでに未来への準備を進めている。
チャンピオンズリーグ準々決勝に進出しているアーセナルは、新たなストライカー獲得に向けて積極的に動いており、TEAMtalkの情報筋によると、ニューカッスルのアレクサンダー・イサクやRBライプツィヒのベンヤミン・セシュコが最優先ターゲットに挙がっている。
また、アーセナルはニコ・ウィリアムズの獲得にも強い関心を示しており、アルテタ監督がアスレティック・ビルバオのウィンガーと共に働くことをどれほど「熱望」しているかを示す報告が出ている。
アルテタ監督、スペイン人コネクションを活用か
Football Transfersによると、アルテタ監督は今夏の移籍市場でスポーツディレクターに就任予定のアンドレア・ベルタに対し、「ウィリアムズ獲得を完了させるように」と強く要望しているという。
「アルテタはアスレティック・クラブのウィンガーをどうしても獲得したいと考えており、ベルタにスペイン人としてのコネクションを活用し、プレミアリーグ移籍を最終的に説得するよう求めている」と報じられている。
ウィリアムズの契約解除条項は、クラブとの契約内容により€55M（約4600万ポンド）から€60M（約5050万ポンド）と推定されているが、Bildのジャーナリストであるクリスチャン・ファルク氏によると、条項額は最大で€80M（約6720万ポンド）に達する可能性もあるという。
ズビメンディ、アーセナル移籍合意
アルテタ監督は、レアル・ソシエダのMFマルティン・ズビメンディの獲得にも関心を寄せており、TEAMtalkの移籍専門家であるベン・ジェイコブス氏が2月19日に「給与やボーナス構造を含めた広範な個人条件で口頭合意に達している」と報告していた。
このズビメンディは、バルセロナのレジェンドであるシャビが2023年5月に「並外れた」選手と評しており、当時獲得を狙っていたともいわれている。
アーセナルのブルーノ・ギマランイス獲得の可能性
スペインのメディアでは、新スポーツディレクターのベルタがニューカッスルのMFブルーノ・ギマランイスの獲得を熱望していると報じられている。
ギマランイスはプレミアリーグ屈指のMFであり、ブラジル代表の常連でもある。
しかし、Football Transfersによると、アーセナルはギマランイスを高く評価しているものの、今夏の移籍市場での獲得を計画していないという。
同メディアによると、アーセナルの前スポーツディレクターであるエドゥが、ギマランイス獲得の動きを主導していたが、現時点ではその計画は進められていないとのことだ。