アーセナルは、ブカヨ・サカとラヒーム・スターリングの負傷により、1月の移籍市場で不安を抱えていましたが、ファブリツィオ・ロマーノがGIVEMESPORTに語ったところによると、スターリングの負傷は当初の予想ほど深刻ではなく、これにより冬の移籍計画が変わる可能性があるとのこと。
サカはクリスマス前のクリスタル・パレス戦で負傷し、ハムストリングの手術を受けたことで長期間の離脱が確定。このことはプレミアリーグ優勝争いを目指すアルテタにとって大きな痛手となり、さらにはスターリングの負傷で、アーセナルはウイングの層が大幅に薄くなり、1月の移籍市場で新たなウインガーを獲得することが確実視されていました。
しかし、有名ジャーナリストのロマーノによると、スターリングの負傷は短期間の離脱にとどまるとのことで、アルテタ監督は彼と若手選手たちを信頼してサカの離脱期間を乗り切るつもりだと述べているようです。
ラヒーム・スターリングのプレミアリーグ統計(アーセナル内での順位)
- 出場試合数: 6(19位タイ)
- アシスト: 1(8位タイ)
- 1試合あたりのキーパス: 0.5(9位タイ)
- 1試合あたりのシュート数: 0.7(11位タイ)
- 平均マッチ評価: 6.30(19位)
ロマーノはGIVEMESPORTに対し、次のように発言。
「アーセナルはラヒーム・スターリングから良いニュースを受け取った。彼の離脱は長期間にはならない。短期間の離脱で済むだろう。
アーセナルにとってこれはすでに良いニュースだ。彼らはチームにいる若手選手たちへの信頼を維持するつもりだ。」
スターリングはアーセナルに移籍後、決してベストのパフォーマンスを見せているとは言い難いですが、サカ不在の間にチームを引っ張るだけの経験は十分に持ち合わせています。
現に、リヴァプール、マンチェスター・シティ、チェルシーといった強豪でプレーしてきたスターリングは、これまでプレミアリーグ通算123ゴールを記録しています。
よって、スターリングが怪我から復帰次第、サカの代役としてのプレー時間が増える可能性が高く、マルティン・ウーデゴール、カイ・ハヴァーツ、ガブリエウ・マルティネッリらとの連携で、チームの輪に入ることが期待されています。