アーセナルは、先週末のフラム戦での引き分けの前、マンチェスター・ユナイテッドを2-0で破るなど、ホームゲームで勢いに乗っていました。この試合は、エミレーツ・スタジアムでの公式戦通算500試合目という特別な節目でもありました。
エミレーツ・スタジアムは2006年の完成以来、多くの素晴らしい選手たちが活躍してきましたが、近年のアーセナルは初めて本格的なタイトル挑戦者として認識されるチームとなり、ヨーロッパでも成功を狙えるレベルに達しています。
マルティン・ウーデゴール:エミレーツ時代の象徴的存在
ウーデゴールは2021年1月にレアル・マドリードから半年間のローン移籍で加入。当時の成績は20試合で2ゴール2アシストと控えめでしたが、アルテタ監督とエドゥ・ガスパールは彼の潜在能力を見抜き、その夏に3000万ポンドで完全移籍させました。この決断がチームにとって大きなターニングポイントとなったことは言うまでもありません。
ノルウェー人プレーメーカーはアーセナルの戦術の中心となり、2022年には23歳という若さでキャプテンに任命。そして現在、ウーデゴールは163試合で36ゴール28アシスト、試合ごとのゴール関与率は0.39という優れた記録を誇ります。その視野の広さやプレースタイルは、ファンを魅了し続けています。
エミレーツ時代の新たなスター:ユリエン・ティンバー
ウーデゴールに加え、現在のアーセナルで注目されているのが昨夏に3800万ポンド(約73億円)で加入したオランダ人DFユリエン・ティンバーです。彼は加入後すぐに怪我で長期離脱することとなりましたが、復帰してからはその能力を証明しており、多くの解説者やファンから称賛されています。
ティンバーの特徴として挙げられるのは、現代的なフルバックとしての多才さです。守備では屈強さを持ちつつ、攻撃参加においても高いスキルを発揮しています。特に、右サイドでのオーバーラップやアンダーラップを柔軟にこなす点は、彼の戦術的な価値を高めています。
さらに、ユナイテッド戦で見せたヘディングでの初ゴールは、彼が守備だけでなく得点力も備えていることを示しています。
今後のアーセナルでの役割
ティンバーの継続的な活躍により、ベン・ホワイトとのポジション争いが激化することは間違いありません。アーセナルのファンや専門家たちは、ティンバーがエミレーツ時代の最良の契約の一つとして語り継がれる可能性が高いと期待しているとのこと。
よって、アーセナルはウーデゴールやティンバーといった選手たちを中心に、国内外でさらなる成功を目指していると言えるでしょう。
(Give Me Sport)