アーセナルが、ボーンマスに所属するフランス人WGエリ・ジュニオール・クルピの獲得に関心を強めているようです。
英紙『Mirror』によると、アーセナルは来年1月の移籍市場に向けて攻撃陣の強化を検討しており、クルピを最優先の補強候補として位置付けているとのことです。
アーセナルは今夏の移籍市場で攻撃陣の大幅な補強が予想されていましたが、実際に獲得したアタッカーはクラブ・ブルッヘから加入したクリストス・ツォリスのみでした。
ツォリスはここまで4得点に関与するなど、加入後から存在感を発揮しています。
しかし、プレミアリーグ王者であるアーセナルには、依然として攻撃面での課題が残されています。
特にブカヨ・サカが今シーズンも度重なる負傷に悩まされていることから、クラブは得点力を高められる新たなアタッカーの獲得を望んでいるようです。
こうした状況のなか、ミケル・アルテタ監督が高く評価しているのが、現在20歳のクルピです。
報道によると、アーセナルは来年1月の獲得を目指しているものの、パリ・サンジェルマンやバイエルン・ミュンヘンとの争奪戦に直面する可能性があるとのことです。
また、ボーンマスはシーズン途中でクルピを放出する考えがなく、移籍実現には大きな障害が残されています。
アーセナルは今夏にもクルピの獲得に関心を示していましたが、同選手がプレシーズン中に中足骨を骨折したことで、移籍の噂は沈静化していました。
その後、クルピは10月下旬にトップチームへ復帰。復帰から間もないものの、すでに印象的なプレーを見せています。
直近のリーズ・ユナイテッド戦では途中出場からチームの2点目をアシストし、攻撃面での能力を改めて示しました。
ロリアン出身のクルピは本職のセンターフォワードに加え、トップ下や左ウイングでもプレーできる万能性を備えています。
複数の攻撃的ポジションに対応できる選手を好むアルテタ監督にとって、その柔軟性も魅力となっているようです。
また、クルピは昨シーズンのプレミアリーグで13ゴールを記録し、ボーンマス加入初年度から高い得点力を発揮しました。
特にアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、マンチェスター・シティといった強豪クラブを相手に得点を記録しており、大舞台での勝負強さも証明しています。
なかでもマンチェスター・シティ戦でのゴールは、アーセナルが22年ぶりにプレミアリーグ優勝を果たすうえで重要な意味を持つものとなりました。
一方、ボーンマスは今年初め、クルピの移籍金を8000万ポンドと評価していたとされています。
さらに、同選手の契約は残り約3年半となっており、クラブ側は交渉において有利な立場にあります。
ボーンマスは今冬、チェルシーやリヴァプールが関心を示すアレックス・スコットの放出も視野に入れているとされ、主力選手を同時に失うことには慎重な姿勢を示す可能性があります。
そのため、アーセナルがクルピの獲得を実現するには、ボーンマスの要求額に近い高額なオファーを提示する必要がありそうです。
攻撃陣のさらなる強化を目指すアーセナルが、今冬に20歳の有望なストライカーの獲得へ踏み切るのか注目されます。
(Football Talk)