アーセナルが、バイエルン・ミュンヘンに所属する韓国代表DFキム・ミンジェの獲得に関心を示しているようです。
イギリスメディア『Sport Witness』によると、アーセナルは来年1月の移籍市場に向けて守備陣の補強を検討しており、新たなターゲットとして29歳のセンターバックをリストアップしたとのことです。
キム・ミンジェは2022-23シーズン、ナポリのセリエA優勝に大きく貢献し、欧州屈指のセンターバックとして評価を高めました。
当時、ナポリでスカウト部門を担当していたマウリツィオ・ミケリは、2025年にアーセナルへ加入し、現在は同クラブのスカウト責任者を務めています。
ナポリで7年間勤務した経験を持つミケリは、キム・ミンジェの実力を熟知しており、今回の獲得計画でも重要な役割を担っているとみられています。
ドイツ紙『Bild』のジャーナリスト、クリスティアン・ファルクは、ポッドキャスト番組『Bayern Insider』でアーセナルの関心について言及しました。
ファルクによると、キム・ミンジェを補強候補として推薦したのはミケリであり、同氏が1月の獲得に向けた鍵を握っているとのことです。
一方で、最大の問題はバイエルンが冬の移籍市場で放出に応じるかどうかだと指摘しています。
キム・ミンジェはバイエルン加入後、公式戦122試合に出場していますが、度重なる負傷にも悩まされてきました。
バイエルンには現在、ダヨ・ウパメカノ、ヨナタン・ター、伊藤洋輝といったセンターバックが在籍しています。ただし、伊藤も負傷を繰り返しており、守備陣の選手層には不安が残ります。
ファルクは1月の退団の可能性を否定していないものの、同じく『Bild』のユリアン・アガルディは異なる見解を示しています。
アガルディは、バイエルンが冬の移籍市場でキム・ミンジェを放出するとは到底考えられないと述べ、移籍実現には懐疑的な姿勢を見せました。
一方、アーセナルも守備陣に深刻な問題を抱えています。
ミケル・アルテタ監督のチームには、ガブリエウ・マガリャンイス、ウィリアム・サリバ、エズリ・コンサ、クリスティアン・モスケラ、ピエロ・インカピエといったセンターバックが在籍。
しかし、サリバはすでに負傷離脱しており、さらにインカピエも先週末に深刻な負傷を負ったことで、今シーズンの残りを欠場する可能性が浮上しています。
インカピエは左サイドバックでもプレーできるため、その離脱は最終ライン全体の選手層にも影響を及ぼします。現在、同ポジションの専門的な選択肢はリッカルド・カラフィオーリに限られている状況です。
こうした事情から、アーセナルが1月の移籍市場で守備陣の補強に動く可能性は十分に考えられます。
キム・ミンジェの獲得が実現するかどうかはバイエルンの判断に左右されますが、アルテタ監督にとっては、経験豊富なセンターバックの加入がシーズン後半戦に向けた大きな後押しとなりそうです。
(Sport Witness)