今夏アーセナルを離れたガブリエウ・マルティネッリが、新天地アル・ヒラルで強烈なインパクトを残しました。
サウジアラビアで行われたアル・タアーウン戦に先発すると、わずか32分間でハットトリックを達成。チームの6-0という大勝に大きく貢献しました。
アーセナルは今季、開幕から4連勝と好スタートを切っています。
一方で、攻撃陣にはまだ改善の余地があるとみられており、マルティネッリの活躍によって、今夏の売却判断が改めて注目されています。
マルティネッリはアーセナルに7年間在籍し、公式戦で62ゴール36アシストを記録しました。
しかし昨季は先発の座を確保することに苦戦。さらにクラブ・ブルージュからクリストス・ツォリスが加入したことで序列が下がり、契約残り1年となった今夏、5500万ポンドでアル・ヒラルへ移籍しました。
アル・ヒラル加入後3試合目となったアル・タアーウン戦で、マルティネッリは右ウイングとして先発しました。
まず18分、ペナルティーエリア内でこぼれ球に素早く反応して先制点を記録します。
続く43分には、元アストン・ヴィラのオリー・ワトキンスからのボールをゴールへ結びつけて2点目。
さらに後半開始から5分後、クリセンシオ・サマーフィルの低いクロスに合わせ、ハットトリックを完成させました。
54分間の出場で3得点。アーセナル時代に見せていた、積極的にゴールへ飛び込んでいくマルティネッリらしいプレーが戻ってきた形です。
もちろん、サウジアラビアでの活躍をそのままプレミアリーグでの評価に結びつけることはできません。
アーセナルには現在も多くの攻撃陣がおり、ツォリスも将来性を高く評価されています。
しかし、チームは勝利を続けている一方で、今季4試合のうち3試合が1点差の勝利となっています。
ブカヨ・サカもサンダーランド戦でPKを決めましたが、攻撃面の決定力については課題を指摘される場面があります。
ノニ・マドゥエケもナポリ戦で決定機を逃すなど、前線にはまだ改善の余地があります。
そうした状況で、5500万ポンドで手放したマルティネッリがゴールを量産すれば、アーセナルファンとしても複雑な思いを抱くことになるでしょう。
現時点で売却が間違いだったと判断するのは早すぎます。
それでも、25歳のブラジル代表FWが新天地でこの勢いを維持した場合、アーセナルの今夏の決断が再び議論される可能性はありそうです。
(Give Me Sport)