アーセナルは2025年夏に大型補強を敢行し、最終的にはプレミアリーグ制覇を成し遂げました。
しかし、その際に加入した選手たちの現在の立場を見ると、すべての補強が成功だったとは言い切れないようです。
その一人がヴィクトル・ギェケレシュです。
アーセナルは当時、センターフォワードの補強を最優先課題としており、RBライプツィヒに所属していたベンヤミン・シェシュコとも交渉を進めていました。
しかし最終的にクラブが選んだのは、6300万ポンドで加入したギェケレシュでした。
ギェケレシュは加入初年度に21ゴールを記録し、リーグ優勝を果たしたアーセナルのチーム内得点王となりました。数字だけを見れば、決して失敗した補強ではありません。
それでも今季は状況が大きく変化しています。
カイ・ハヴァーツが開幕4試合で3ゴールを記録し、前線のファーストチョイスに浮上。ギェケレシュのプレミアリーグ出場時間はわずか12分にとどまっているとされています。
元記事では、ギェケレシュについてファーストタッチやポストプレー、味方との連係に課題があると指摘。一方のハヴァーツは前線で攻撃をつなぎながら献身的に動き、アルテタの戦術に適応していると評価されています。
しかし、Football FanCastがさらに厳しい評価を下しているのがノニ・マドゥエケです。
アーセナルは2025年夏、ブカヨ・サカのバックアップとしてチェルシーからマドゥエケを5200万ポンドで獲得しました。
ところが加入初年度は43試合で8ゴール4アシスト。プレミアリーグではわずか3ゴールにとどまり、タイトルを争うチームのアタッカーとしては物足りない数字だったと指摘されています。
ドリブルで局面を変える能力や予測不能なプレーなど魅力はあるものの、安定した結果につながっていないことが最大の問題です。
さらに元記事では、マドゥエケの起用によってイーサン・ヌワネリやマックス・ダウマンといった若手の出場時間が減った点も問題視しています。
ヌワネリはその前年、10代ながら9ゴールを記録。将来性を考えれば、マドゥエケではなく若手にチャンスを与えるべきだったとの見方もあるようです。
アーセナルはこれまでチェルシーからダビド・ルイス、ウィリアン、ジョルジーニョ、ハヴァーツ、ラヒーム・スターリングなど多くの選手を獲得してきました。成功例がある一方、期待を下回ったケースも少なくありません。
5200万ポンドという高額な移籍金を考えれば、マドゥエケには今季、大きな巻き返しが求められます。ギェケレシュ以上に厳しい評価を覆すことができるのか、今後のパフォーマンスに注目です。
(Football Fancast)