アーセナルは今夏、前線のさらなる強化を検討しているようです。
シーズン序盤はカイ・ハヴァーツとマルティン・ウーデゴールが2試合連続で得点し、クリストス・ツォリスも2試合で3アシストを記録。ブカヨ・サカもゴールを奪うなど、攻撃陣は好調なスタートを切っています。
その一方で、ミケル・アルテタ監督はガブリエウ・マルティネッリとガブリエウ・ジェズスを構想外とし、新天地を探すよう伝えたとされています。そのため、前線に新たなスターを迎える可能性は依然として残されています。
有力候補の一人が、アトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスです。
26歳のアルゼンチン代表はセンターフォワードを主戦場としながら、セカンドストライカーや両ウイングでもプレー可能。アトレティコでは過去2シーズンで29得点、20得点を記録しており、得点力だけでなくチャンスメイク能力も備えています。
マンチェスター・シティ時代の2023-24シーズンには、アーリング・ハーランドの後方でプレーしながら公式戦19得点13アシストを記録しました。
アーセナルに加入すれば、最前線だけでなくウーデゴールやエベレチ・エゼ、サカ、ツォリスらとポジションを争える存在になりそうです。
ただし、アルバレスの移籍金は約1億3000万ポンドとされ、本人はバルセロナ移籍を希望していると報じられています。アーセナル行きにも前向きではあるものの、現時点ではカンプ・ノウへの移籍を優先しているようです。
そこで別の候補として浮上しているのが、ユベントスのケナン・ユルディズです。
21歳のトルコ代表は昨季、公式戦11得点9アシストを記録。ドリブルとボール運びに優れ、欧州5大リーグの同ポジション選手と比較しても、プログレッシブキャリーやドリブル成功数で高水準の数字を残しています。
ユルディズの魅力もアルバレス同様、その万能性にあります。
左ウイングだけでなくセカンドストライカーや攻撃的MFでもプレーでき、キャリアではセカンドストライカーとして71試合23得点15アシストを記録しています。ビルドアップ時の攻撃への貢献度を示す「Expected Threat(xT)」でも高い評価を受けており、味方を生かしながら自ら得点できるタイプです。
記事によると、アーセナルは現金にマルティネッリを加えた非公式オファーを提示したとも伝えられています。
ただし、ファブリツィオ・ロマーノは、アルテタとアンドレア・ベルタがユルディズを高く評価している一方、ユベントスは残留を前提に計画しており、放出を想定していないと報じています。
アルバレス、ユルディズともに獲得のハードルは高そうですが、複数ポジションをこなし、得点と組み立ての両面で貢献できる万能型アタッカーを求めているというアーセナルの補強方針は、はっきりと見えてきています。
(Football Fancast)