アーセナルは、若手MFイーサン・ヌワネリの売却に応じる場合、最大5000万ポンドの移籍金を求める方針だと『タイムズ』が報じています。
19歳のヌワネリは、アーセナルの育成組織から誕生した有望株の一人です。
2025年夏にはクラブと新たな長期契約を結びましたが、現在は将来が不透明になっています。
その背景には、同じく攻撃的MFや右ウイングでプレーするマックス・ダウマンの台頭があります。
ポジションが重なることから、アーセナルは適切な条件のオファーが届けば、ヌワネリの売却を検討する可能性があるとのこと。
ヌワネリは2025-26シーズン後半、出場機会を求めてマルセイユへ期限付き移籍しました。
現在は、以前から関心を示しているボルシア・ドルトムントに加え、ACミランも獲得候補に挙がっています。
ヌワネリが本格的にブレイクしたのは2024-25シーズンでした。公式戦で1378分間プレーし、9得点2アシストを記録。
ドルトムントやチェルシーから具体的な関心が寄せられる中でも、アーセナルとの契約延長を選択しました。
しかし、翌シーズンはアーセナルでわずか1得点関与にとどまり、冬にマルセイユへ移籍。
リーグ・アンではランス戦のデビュー戦でゴールを決める好スタートを切ったものの、ロベルト・デ・ゼルビ監督の退任後は出場時間が大幅に減少しました。
アーセナルにとって、育成組織出身のヌワネリを売却した場合、移籍金の大部分が会計上の利益として計上されます。
そのため、5000万ポンドに近いオファーが届けば、クラブが拒否する可能性は低いとみられています。
現時点では条件を満たす正式な提案は届いていないものの、ドルトムントとミランには大型補強を行う資金力があります。
ミランは最近、パリ・サンジェルマンのFWゴンサロ・ラモスを6000万ポンドで獲得。ドルトムントもヘンクの若手MFコンスタンティノス・カレツァスを約2800万ポンドで補強しています。
アーセナルは交渉で一定の譲歩を見せる可能性がありますが、少なくとも3500万~4000万ポンドを固定額として確保し、出来高を含めて総額4500万ポンド以上を目指すべきでしょう。
さらに、希望額を下回る金額で売却する場合には、将来の移籍金の一部を受け取れる売却条項や、アーセナルが優先的に買い戻せる条項を契約に盛り込むことが重要になります。
ミケル・アルテタ監督から「落ち着きがある」と評価されてきたヌワネリ。
アーセナルが将来性を重視して残留させるのか、それとも高額な移籍金を得るために売却へ動くのか、今後の判断が注目されます。
(Arsenal News)